こっちは勝手に「なんと声をかけてよいものか」・・・・
考えたのが無駄でした。最寄りの駅に迎えに来てくれたのは、従兄弟の子供たち。
こいつらの無邪気な笑顔に俺は,震災の事実を忘れてしまいそうだった。
従兄弟と伯父叔母と挨拶を交わし無事を喜んだ後被災地の状況を聞くと、涙が出るまで時間は要りませんでした。
戦争なら憎む相手もいる。自然相手じゃ当たりようがない。
岩手・宮城では御遺体の発掘作業が進んでいますが、福島の放射線の危険エリアではほとんど未発見の御遺体は放置です。
誠に残念ながら前者の御遺体が発見され遺族の方に引き渡されもても、後者の御遺体が発見されるころには、腐敗が進み身元が分からなくなっていることでしょうとのこと。。。
こんなことにも東京にいると気づかないんですね。
法的にはDNA鑑定で決着付けるのらしいですが、腐りだして腐臭が出てきたら御遺体を放置できませんよね。
しかし重油もないので火葬ができない。
直近の情報ではありませんが、特別法で土葬を検討中だとか・・・
人の尊厳とかって、自然の脅威の前では語るに足らないことなんですかね。
しかし下を向いてばかりもいられません。
これからの日本を担うちびっ子たちと遊んでみて・・・
この子らから笑顔が消えるような国を残してはいけないのです。それが今を担う我々の使命なのです。痛感しました。
かつては政治家を志しながら夢破れて、ゴキブリのような人生を経験してみて今想う。
跡目がいないなら、国のためにこの身を賭したい。
それでちびっ子たちの笑顔を守れるなら・・・
でもそんな場面はそうそう回ってきません。
出来るとこから、頑張ろう。
追伸:岩手・宮城・福島よりは被害が少ないとされている茨城県・・・
報道がないせいか全然物資が届かないようで、赤ちゃんが餓死とかの情報も未確認ではありますが入りました。
おそらく最大被災地でもそうなのでしょう。
でも、ミルクがあれば死ななくていい命なのなら、もう少し物資の供給方法に一考する余地はないのでしょうか・・・
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