長文です。
約8年前に山スキーを始めた。
私の町にATブーツを試し履きできる専門店は無い。
最初の山スキーセットは東京の専門店からネット購入。ATブーツがスカルパマエストラーレ26.5cm(ソール長306mm、私の生足の前後径は25.5cm)。ビンディングがディナフィットTLTスピード。この時点ではこのビンディングの前後調整幅が±3mm位しかないことを知らなかった。
最初のシーズン途中でスーパーファットの方が断然楽しいことが分かり、割安K2ダークサイドをネットで発見し購入。板を東京の店に送って、同じくTLTスピードを取り付けてもらった。
2シーズン目、太板に慣れて来て攻めの滑りをするようになったら、ブーツの横幅のきつさに耐えられなくなって来た。
3シーズン目に入る前に札幌出張ついでに専門店に行きスカルパラッシュ27.5cm(ソール長314mm)履いてみて購入。喜んで帰宅し、K2ダークサイドにはめてみようとしたら、なんとTLTスピードは前後幅プラス3mmしか広くならないという悲劇。
(どこまで金がかかるんじゃ〜)急いでビンディングをずらしてくれる店を探したがスポーツ用品店では不可。ラッキーなことに十勝で唯一山スキーを扱っているお店(現在休業)がディナフィットは不可だがG3オニキスならOKというお返事。早速オニキスを取り付けてもらった。
4シーズン目〜現在、細板+TLTスピード+マエストラーレは、ソックスが薄手で済む春用、妻の入門用、お客さん用となった。ラッシュも足の筋肉が付いて来たためか横幅がキツく感じるようになり、滑走後は即歩行モードに切替、バックルを緩めないと痛いのである。
今シーズン、細板+スピード+マエストのセットで八甲田山デビューを果たした訳だが、案の定足が痛くて痛くて、このブーツ問題を解決しない事には八甲田を楽しめないことが明らかとなった。
そこで、ここからが本題である。ソール長306〜309mm(これだったらスピードにもオニキスにも合うはず,オニキスは少なくとも±8mmの調整幅あり)で今のよりサイズが大きいブーツを探した。
あるんですね。最終決定はスコットのコスモス2。27.5cmでソール長306mm。目を引いたのが、ラスト幅103.5mmということ。マエストラーレもラッシュもラスト幅は98mm。幅広ATブーツってあったんですね。今の今まで知りませんでした。きっと初めから億劫がらずに専門店でブーツを選んでいればこんな事にはならなかったんでしょうね。
届いたブーツを履いてみて「あっこれやっ」って長年探していた答えを見つけた気分でした。オニキスにも無事フィット。(もちろん八甲田用の細板にもフィット)今週末、再来週末の八甲田山が楽しみです。
幅広ATブーツを探している方は是非スコットコスモスを試してみてください。
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