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屋久島ツアー(1日目、その2)
・西部林道
島の西部は、花崗岩が波打ち際まで迫り出した急峻な山岳地形で波打ち
際まで達しているので、さすがに住むのに適した場所はなかったようで、
森は切り開かれることなく残されています。
このため、島北西の永田集落を過ぎると、その南に位置している国割岳
から海岸線に達する斜面の森は、その生態学的な貴重さから、島中央部
の奥岳の森と合わせて世界遺産に登録されています。
屋久島の森といえば、縄文杉に代表されるヤクスギを真っ先に思い浮か
べます
が、周辺部は陽の光りをまぶしく反射する広葉樹の森で、この照葉樹林
は南の島を印象づけています。
手つかずに残された照葉樹の森は、そこに住む猿とか鹿にも恵まれた生
活環境なのでしょう、西部林道を走っていると、多くの鹿と猿に出会い
ました。
食料が豊富なのか、やや、小ぶりのようです。
・大川の滝
屋久島の滝の中では、水量規模とも最大規模を誇り、「日本の滝百選」
にも選ばれるほど雄々しい滝です。
九州一の高さを誇る断崖から、豪快な水しぶきをあげて滑り落ちる様は
ダイナミックです。
滝壺近くまで歩いて見ましたが、水しぶきは涼感は素晴らしいです。
近くに名水100選にも選ばれている「大川湧水」も湧き出していました。
木々に囲まれた岩の間から湧き出るこの清水は、飲めば健康にいいと古
くから言われているそうです。
あまりにも素晴らしかったので、Kさんが三脚を付けたカメラを忘れる
ところでした、中国からの方と思うのですが、深謝です。
・湯泊温泉、平内海中温泉
トレッキング後、温泉に入ろううかと、湯泊温泉、平内海中温泉を偵察
しました。
平内海中温泉は、風情がありますが、駐車スペースが少ないので、ゆっ
たりと温泉を楽しむには、駐車もある、開放的な湯泊温泉が良さそうで
す。
・千尋の滝
鹿児島県の観光サイトを見ると、案内がありますが、年間を通して屋久
島に降る多量の雨は、いく筋もの川となって岩や山を削り、海へと注ぎ
ます。
千尋滝はモッチョム岳の裾の巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んで、壮
大なV字谷の景観をつくりだしたもので、滝の落差は約60メートルで、
滝の左側にある岩盤は、まるで千人が手を結んだくらいの大きさという
ことで「千尋の滝」と名づけられました。
“一尋”とは、昔から人が両手を広げた長さで、身体のモノサシとして使
っていたことに由来します。
増水しているときは、迫力のある滝の姿を見ることができるようです。
展望所から、少し遠望になりますが、その雄大な姿が見られます。
このあと、トローキの滝を散策し、今日の宿、ホテル屋久島山荘へ。
ホテル屋久島山荘でシャトルバスのチケットを購入、ガイドの方と翌朝
の時間調整後、お風呂を済ませ夕食です。
翌日の天気予報は、午前中曇り、午後雨の予報です。
明日のロングコースのため、早めに就寝予定なのですが・・、やっぱり。
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