毎日酷暑が続いています。皆さん、新型コロナと対処しながら､如何がお過ごしでしょうか？
さて、登山中の水分補給にして関してですが、私が所属山岳部の現役として活動していた頃は、先輩から頂上に着くまでに水は飲むな･･･飲むとバテルと言われて実行していました。今の常識では考えられないことですが、疑いもなく守っていました。しかも、それで問題を起こしたわけでもありません。
当時の状況をお知りの方、如何でしたでしょうか？
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日記
熱中症について思うこと･･･登山中の水分補給について
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今晩は。
登山ではありませんが、もう、半世紀近く前、屋外での競技スポーツをやっていました。やはり、水を飲むとバテるからと言われ、水分補給はできませんでした。練習終了後、冷たい水は内臓を弱らせるということで、熱いお湯を飲まされていました。それでも隠れて水道にかぶりついてがぶ飲みをしていましたが。何だったのでしょうかね。今は、キンキンに冷えた水を摂取すれば、胃に溜まらずにすぐに腸へ落ち、水分補給ができるということで試合中にも氷水が用意されていますけれど。
あの頃は、かなり根性論で、科学的ではなかったような気がします。
医療でも、昔、風邪で熱が出たら体を温めて熱を出し切ってしまうとか、手術の後は動かずに安静にとかいわれましたが、今は熱が出るととにかく脇の下などに氷を入れて冷やして熱を下げたり、手術の後はできるだけはやくから動いて癒着させないようにとか、１８０度反対のことをさせられますよね。
今から３６、７年前に妻が腹部の手術をした時のこと、こちらでは、術後はしばらく安静に動かないようにさせられたのでしょうが、沖縄で入院したので、アメリカ的に、術後、次の日からとにかく病院内を歩かされ驚きました。おかげで、当時、医者も驚くほど、手術の後が綺麗になっていました。こちらへ帰って来てからその話をすると、当時は医者も驚いていましたが、今はそれが当たり前になっているようです。
医学とか、科学とか、それが当たり前と信じられていたものが、進歩により、すっかり考え方が変わってしまうということがあるようですね。きっと、これからもそういうことがあるのではないでしょうか。
長々と失礼いたしました。
こんばんは。
早速にコメント有り難うございます。
手術後もそんなことがありましたか･･･私は約20年前に大腸癌の開腹摘出手術を受けましたが、すでにその頃は手術翌日から歩けと言われて、毎日院内の廊下を数百m歩かされました。やはり､何の問題もなく傷口は回復、担当の看護師さんからは､模範患者などとからかわれました。
スポーツの根性論･･･まだ戦時中からの流れだったんだろうと思われます。
tama-takeshiさん。はじめまして。
1970年代の終わり頃、高校山岳部員でした。
水は先輩が管理しており滝のような発汗を繰り返した挙げ句あきれた頃にコップに八分目ほどもらえました。😞💦
ふざけんじゃねーよ。🌋
水を沢山飲むとバテるから🙅🆖⤵️
と説明しておりましたが、悪しき根性主義の継承と今日まで思い込んでおりましたが昨今の異常な猛暑で熱中症に関する報道の中で人が短期的に体内に補給可能な水分量はコップ一杯程度で過度に取りすぎると血液中の塩分やカリウムが欠乏したまま薄まりパテ易くなると最近知りました。
やたらと水を飲むとバテるは本当だったようです。
私も歳を取り適量な水分補給とサプリを服用して熱中症に成らぬよう自衛しております。
honestyさん、こんばんは。
う〜ん、なるほど。
ミネラル不足ということもあるんですね。昨今ならスポーツ･ドリンクか、粉末製品を水に溶かして飲むということが正解なのでしょう。やはり、技術の進歩ということでしょうか！
初めまして、irazuyamaと申します。
tama-takeshi様の山行記録を拝見し、過去の服装などが解る貴重な写真に感激いたしました。登山靴ははっきりとは解りませんでしたが、ナーゲルとともに青春を過ごされた御世代だと拝察いたします。
私が登山を始めたのは1970年代中期です。キスリングとニッカーの最後の世代に当たります。
登山中の水分補給について、私自身は「飲むとバテる」という指導を受けたことはありませんし、指導をしたこともありません。むしろ、現在と同様に、こまめに水分補給をして疲労や疲労に伴う注意力の低下を防ぐようにしていました。
ただ、他校や他団体では、「頂上に着くまでに水は飲むな」的な考え方が強かったと記憶しています。
これについて、大学の先生（運動生理学・野外活動論（登山））に、授業中に質問したことがあるのですが、先生は「『飲むとバテる』には、根拠はない。逆に飲まないとバテる。山岳部などで「飲むな」と指導しているのは、飲み過ぎると体液のバランスを崩したり内蔵機能が低下することを懸念しているのか。あるいは、山に携行できる水の量には制約があるので、アクシデントで水不足になっても耐えられるようにしておく意味があるかもしれない。訓練すればある程度は水を飲まなくても大丈夫になる。」（昔の講義ノートより）とおっしゃっていました。
tama-takeshi様は「それで問題を起こしたわけでもありません。」と書かれていますが、訓練で、渇きに強い体になられたのかもしれませんね。因みに、四半世紀ほど前に出版された「ヤマケイ登山学校�ぁ愡海巴紊襦�使う』」（山と渓谷社、西原・今井、1995年）の150ページにも、「昔の訓練のたまものか、私は、水をあまり飲まなくても行動できるようになりました。」との記述があります（著者は水分補給の重要性を強調しており、この一文は、過去の「水を飲むな」という時代のエピソードとして書かれたものであり、この後に、水分を摂らないことはよいことではない、と文章が続いています。）。
私が登山を始めた頃に比べても、山道具は大変軽量化しています。一方、山では、十分な水や予備・非常食、ヘッドランプやツエルトなどを携行していない方も見かけます。山好きの方は、道具が軽くなった分、十分な量の水などを携行して、安全で快適な登山を楽しまれることを願っています。
tama-takeshi様が、往時の登山の様子がわかる貴重なレコをこれからも掲載されることを楽しみにしています。
irazuyamaさん、こんばんは。
水分補給について、細かな解説、ありがとうございます。
私の写真から、当時の服装などについての観察も鋭いですね。登山靴の"ナーゲル"・・・懐かしい言葉です。確かに革製の靴で、爪先と踵の部分には岩場での滑り止めにそれぞれ3本のナーゲルを打ち込んで使っていました。上野駅で夜行列車に乗るために､ホームを歩いているときには火花を散らしていましたね(自分のはよく見えないが、仲間の様子から)。
今後も、できるだけ写真を探してディジタル化してアップしていきたいと思っています。
コメントを拝見すると同世代の方が多いようで、1970年代の終わり頃は水を飲むとバテルというのは主流でしたね。
とくに学校山岳部はそういう風潮があって、いくつか事故もあったように記憶してます。
私は山岳会に入っていましたが、特に水を飲んではいけないという事はありませんでした。
しかし、水を沢山飲むと汗も多くなり、汗冷えしやすく疲労も多くなるという点については、ある程度は当たっているのではないかと思う所もあります。
また、大量に水を摂取した時のミネラル不足も納得でき、ほのかに味を感じる程度の少量の塩を水筒に入れていた時期もありました。
結局は摂取量と要求量のバランスの問題だと思いますが、要求量が体と意識でズレがあるのが厄介ですね。
最近の人たちはハイドレーションで歩きながら随時飲む人も多いようですが、私は水を飲むのは休息時に、ザックから水筒を出して１口か２口というような飲み方で、水の消費量は少なめであるようです。
日帰りで、冬は0.5〜0.7Ｌ、盛夏で１〜1.5Ｌが標準的ですが、夏の時期は多少脱水気味で、下山後に水分が欲しくなる事が多いです。
熱中症を防ぐために必要な水分量については、色々な事を言われていますが、自分が必要と思われる最低量は経験則によるしかない気がします。
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