1.山のリスクと費用
民間ヘリコプターによる救助があると100万以上の出費がかかるらしい。
登山のテクニック 山の事故の値段
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/1031/page005.html
警察等の公的機関による捜索・救助の場合は、公務ということで費用負担なしらしい。
消防団、山岳会に捜索・救助してもらった場合は、日当や諸経費が必要になる。
遭難 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/遭難
>遭難した場合の費用であるが、民間団体に出動を依頼する事態になった場合、日当が一人3万円〜10万円
→捜索・救助費用を保険でカバーするか検討する
また、落石等により他人に死傷させてしまうことにより高額賠償が発生する可能性もある。
→賠償責任保険でカバーするか検討する
2.各種保険比較
(1) 死亡・後遺 + 賠償責任 + 捜索・救助費用(ロープ、アイゼン、ピッケルを使用する登攀の場合は★のみカバー)
●日本山岳共済会 団体傷害保険
http://sangakukyousai.com/info/insurance.html
軽登山コース:年会費1,000円 + 年間保険料2,140円〜
★山岳登はんコース:年会費1,000円 + 年間保険料3,900円〜 (捜索・救助費用:100万〜)
●モンベル 傷害総合保険(富士火災)
http://hoken.montbell.jp/
野外活動保険:年間保険料3,670円〜
★山岳保険:年間保険料8,470円〜 (捜索・救助費用:100万〜)
●国内旅行傷害保険(大手損保なら大抵ある)
http://www.aioinissaydowa.co.jp/personal/product/other/pdf/kokuryo.pdf
国内旅行傷害保険 1泊2日〜:700円〜
●GLAFIS 山岳保険、ハイキング保険(損保ジャパン)
http://www.glafis.com/
ハイキング保険:年間保険料7,040円〜
★山岳保険:年間保険料10,210円 (捜索・救助費用:50万)
(2) 捜索・救助費用のみ(ロープ、アイゼン、ピッケルを使用する登攀もカバー)
●日本山岳救助機構合同会社
http://www.sangakujro.com/
カバレージ制度:初回のみ入会金2,000円 + 年会費2,000円 + 事後分担金1,000円程度 (捜索・救助費用:330万)
●日本費用補償少額短期保険株式会社
http://www.nihiho.co.jp/
レスキュー費用保険:年間保険料5,000円 (捜索・救助費用:300万)
●日本勤労者山岳連盟 新特別基金(入会には下位団体の山岳会に入会する必要あり)
http://www.jwaf.jp/fund/index.html
救助・捜索(寄付金の300倍程度の給付を受けられる):山岳会年会費7,000円程度 + 寄付金1,000円〜
3. まとめ
(1) 捜索・救助費用
ロープ、アイゼン、ピッケルを使用『する』登攀の場合は、事故可能性が高い上に事故発生時の費用も高額になるため、保険に入るべきだと考える。(高地での負傷はヘリが必要になる可能性が高い)
ロープ、アイゼン、ピッケルを使用『しない』登攀の場合は、低山での道迷いや滑落が主に想定され、十数万程度の費用で収まると思われるが、保険料が安いのでとりあえず入ってよし。
(2)賠償責任
この保険に助けられる可能性が低いと思われるが、他人を死傷させてしまい高額賠償が発生したときににっちもさっちも行かなくなってしまう可能性をカバーできる。
保険料が安いので(以下略
(3)結論
2.各種保険比較の(1)(2)はそれぞれの個人的おすすめの順に列挙した。
とりあえず、一番安い日本山岳共済会 団体傷害保険の軽登山コースでいいや…
アイゼンが必要な山に登るときは、軽登山コース解約&山岳登はんコース契約で。
tanakasa様
初めまして
以前から良い保険は無いかと気になっていたところ、大変為になる日記ありがとうございます。
日本山岳共済会 団体傷害保険に加入したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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