結構な残雪でかなり苦戦しました。吹き溜まりの深い所では腰まで踏み抜く所もあったりして、正直 初日から挫折しかけました。テン泊山行なので、ザックの重みもあって、踏み抜く度に強烈スクワットを強いられます。これで凄く体力削られる。
今、思うとワカンの準備が必要だったかなと。ただ、踏み抜く箇所は大方決まったとこなんで、当然の事ながらそこは穴ボコだらけ。ワカンで太刀打ち出来るのか?この辺が少々、疑問ですが・・・。
それと崩落箇所回避のトラバースルート。三箇所崩落で二箇所はトラバース。
内、一箇所は猛烈なトラバース。ほぼ、垂直な土壁。見た時はマジか〜って。
すれ違いの登山者に情報聞いてて、かなりキツイですよって。本当にキツかった

距離が5〜6mだから、このルートになった?ま〜実際に辺り見てもここしか無いし、敢えて のルートだと思う。かなりキツイけど

こんなコースだから、途中下山する人も少なくありませでした。正直、私も考えました。将監超えたらエスケープルート無いし、足はひどく痛いし、心の中で 山は逃げないし なんて思ったみたり。この時点でテントポールを折っていて簡易リペア材で騙し騙し使っていて、相当 心が折れ掛けてました。特にテン泊縦走の 場合、モチベーションが切れると、もうそこでお終い。完全にネガティヴ発想しか出てこない。
何とか気持ちを奮い立たせて、完全踏破しました。も〜雲取山着いた時の感動ときたら、自分でもニヤケてるのがわかる位でした。写真撮った時は物凄い作り笑顔で撮れてるのは何故?これが本当の笑顔だと思うと怖いのだが。
かれこれ下山して 二週間。まだ、身体のダメージが抜けきらずにいます。
恐らくモートン病って言われもので、神経障害の一種です。負荷がかかりすぎと発症するらしいです。
病院には行ってないので、あくまでも憶測ですが・・・・。
ようやく痺れが取れて来ました。個人的には案外、心地よいんです。二週間経っても新鮮な気分で居れるので。終わってみると早く思えて、行って良かったな〜何て思います。縦走中はとんでもない事考えてるのにね。4泊5日は長い様で短い山行になりました。いろいろアクシデントはありましたが、それも今となっては良い経験したと思います。全てが経験則に繋がると思ってるので、貴重な体験です。
こういった思いは2年前の信越トレイル 80km踏破 以来かな

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