先週、安達太良山に行った時、日本気象協会の予報サイト(スマホの有料コンテンツ tenki.jp+more)では山頂の風速が数mだったのに現地では強風で、ゴンドラ運休だった。今日もたまたまみた予報では山頂風速1〜2m。同時掲載の数値予報との解離を指摘した問い合わせをしたら、帰ってきたのは、こんな返事「++のピンポイント天気では、その時間帯の「平均風速」の予測を表示しています。 実際に吹く突風は、時間差・地域差が大きく、正確な予測が難しいですが、「最大瞬間風速」は一般に平均風速の2〜3倍になることが多いと言われています。 ご参考にしていただけたら幸いです。 」と口調だけは丁寧な回答で、予報が外れたことにクレームをつけていると思われたみたい。でも、調べてみると実は安達太良山に限ったわけではなく、全国の山頂の風速予報が1-3m、せいぜい数mとなっている。
写真は同サイトの今日の富士山山頂の予報のスクリーンショット。
山頂は標高3000mと4200mのあいだだから十数m/秒以上はあるはず、これで富士山頂で1mってことはないよなー。安達太良や富士山に限らず、日本全国一律に予想山頂風速が異常に低いので、どう見ても単純なプログラムミス。
追記:再度問い合わせをして、改めて調査すると回答があって、4日経ったけど、今日も明日も富士山頂の風速は終日1〜3m/sの予報。6月8日24時は数値計算では4000mで18.9m/s、3000mで20.6m/sなのに3776m山頂で1m/s。風向をあわせて考えるとすべて標高0mの予報をのせているのかもしれない。
追記:6月26日に、改善されました。
それにしても、問い合わせ事項をまったく確認しないで、マニュアルだかなんだかをコピペして返信してくる担当者って・・。
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