昨日は軽アイゼン(6本爪)を買いました。
もしもの時にとザックに忍ばせておく為用に。
(昔、11月の始め、谷川岳でエックス型の折りたたみ式簡易アイゼンが役に立ちました。復刻改良版が出ればいいのに、と秘かに願っています。)
さて、通勤読書
志茂田景樹著『黄色い牙』、終わりました。
秋田県の森吉山の麓の架空のマタギ集落が舞台です。
大正11年4月、主人公[継憲(つぐのり)]が[軍縮除隊]で軍隊から戻り、父親の後を継いでマタギ猟師の頭(シカリ)になって、[巻き狩り]という方法で熊を狩ります。
町から遠く離れた集落で、さまざまな[しきたり]があり、さながら1つの独立国のようです。
やがて
時代と共に集落から人が外に出て行くようになり、マタギ猟が存亡の危機にさらされるようになってしまいました。
物語の始めには24人で山入りした巻き狩りも最後にはわずか5人。
そこに、
かつて、不意に襲われ、顔を咬まれた巨大熊[鬼黒]が現れました。
継憲は引きつけて、引きつけて、銃ではなく熊槍で、「覚悟せい」と[鬼黒]の急所にずぶずぶっと。
***◇◇◇***◇◇◇***
次は、志茂田景樹さんと対談した相手、[ヨシダナギさん]の本を借りてみました。
【写真右】黒い鳥はオオバン
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