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初出の[狭衣]の歌
〈いかにせむ 言はぬ色なる 花なれば 心の内ぞ 知る人ぞなき〉
(思うことも言葉にできない、口無し色の私なので、想いを知ってくれる人も無い、どうしたものでしょう)
この花は[ヤマブキ]、その色を[クチナシ色]と(クチナシの実で染めると黄色に)。
〔と思ひ続けられたまへど、げに人も知らざりき。〕
(ほんとに狭衣の想いを誰も知らなかった)
〔「立つおだまきの」とうち嘆かれて、・・〕
〈奧山に 立つおだまきの ゆふだすき かけて思はぬ 時の間ぞなき〉
(思い焦がれて思わぬ時とてない)と古歌を引用。
[クチナシ][ヤマブキ]は何処にでもあり、[オダマキ]は最近のレコに美しく登場していて、ありがたく拝見しています。
【写真左】はクチナシ、残念ながら今日は花も実もありません。
【写真右】はヤマブキ(八重)まだ咲いていました。
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