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洋服姿でピカピカの自転車に乗って。
先生の名前は大石久子。
船乗りだった父親は久子が3歳の時に亡くなり、母親とふたりで暮らしています。
男先生が三、四年を受けもち、女(おなご)先生が一、二年と全部の唱歌と四年女生の裁縫を教えます。
([洋服姿]の洋服も自分で作ったものでした)
子供たちは「小石先生」とあだ名をつけました。
やがて・・・
足を怪我して、
辞めることになってしまいました。
そして、
昭和二十一年四月四日、再び岬の分教場の教師になります。
痩せて、10歳は老けて見えるという40歳になった大石先生。
6年生の息子の漕ぐ舟で出勤します。
母親は亡くなり、夫は戦死、3人の子供の末の娘は病気で亡くしました。
いろいろな事があって、
泣いてばかりの大石先生に、今度の子供たちは「泣きみそ先生」とよびました。
物語は、かつての教え子達(亡くなった子を除いて)が集まった歓迎会で終わります。
そういう[話]だったのか。
読んでみなけりゃわからないものです。
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