天皇の位を譲り合った皇子達［日本書紀］

［応神天皇］が太子に立てられた皇子は、弟［菟道稚郎子（うじんのわきいらつこ）］

天皇亡き後、あなたこそと、兄［大鷦鷯尊（おおすざきのみこと）］に。

兄もあなたこそと弟に。

結局弟は｢自分は兄の志を変えられないことを知った。・・・｣と言って、ついに自殺をされた。

悲しみ慟哭され、骸を菟進の山の上に葬った。

そうして、即位された兄は［仁徳天皇］



☝もう１人
｢あなたこそ、いえ、あなたこそ｣

［履中天皇（りちゅうてんのう）］の孫、兄［億計王（おけのみこ）］と弟［弘計王（をけのみこ）］

太子［億計王］は
｢清寧天皇は、私が兄であることから、天下のことをまず私に・・・功あらずして位にあるときは、咎めや悔いが必ずいたるであろう。・・・｣
と。

そうして即位されたのは弟［顕宗天皇（けんぞうてんのう）／弘計天皇（をけのすめらみこと）］
でした。

（日本書紀、いろいろなこと、いろいろと。短い文で、何知り得よう）👅

【写真】は和泉山脈（内容と関係ありません）

（注）誤記がありましたので訂正しました。