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今年最後の通勤読書です。
主人公は[雷(らい)]
お爺さんが[風神][雷神][水神]と名付けたかった。
それで、父親が[風(ふう)]その子2人が[雷](兄)、[水(すい)](弟)と命名されました。
雷鳴が轟き、巨大な火の玉に直撃され、主人公[雷]が、[源氏物語]の世界にスリップして、気がついたら[弘徽殿の女御(光源氏の親(帝)の正妃]の庭に・・というお話です。
少し前に、同名の映画を観ました。
が、やはり映画とはちょっと違います。
違いの1つ、人物が皆若いです。
そして、風呂に入らないので体も口も臭い。
作者の内舘牧子さんの源氏物語観(平安時代観)を、[雷]が代弁して、その[手引書]になっている感じです。
時々、青年の言葉じゃないなと思われるフレーズになっている気がします。
電気の無い世界です。
〔あたりは真っ暗になり、フクロウの声だけが満天の星に響き渡った・・・〕
[不思議の国のアリス]なら《夢だった》で終わりますが・・・さて?
(通読の、長い源氏の物語。[内舘]流で、弘徽殿女御)👅
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