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[原作・絵]大和和紀(やまとわき)
[文]時海結以(ときうみゆい)
〔源氏の前に、しげみを分けて、こがらな影が飛びだしてきた。
・・・
(若紫)「・・・じゃあ、おにいさま、ご病気なの?かわいそう。」
(源氏)もう平気だよ。桜の精のような、かわいい姫君に会ったので、ね?〕
源氏と若紫が初めて出逢った『あさきゆめみし』の創作シーンです。
[あさきゆめみし]より歌と訳
〈手に摘みて いつしかも見む 紫の 根にかよひける 野辺の若草〉
(高貴な紫色の藤の花・・藤壺の宮に血すじつながる、若草のような姫君といつかもっと親しくなれたら。)
源氏物語[若紫]の、幼い姫の系図が今ひとつわかりにくかったので[あさきゆめみし]のそこのところを読んでみました。
([あさきゆめ]あるものが無く、その逆も、その知恵借りてつながりを読む)居彷人
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