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(おばなる人)「・・・ゆかしくしたまふなる物を奉らむ」とて、源氏の五十余巻、・・・得て帰るここちのうれしさぞいみじきや。
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人もまじらず几帳の内にうち臥して、引き出でつつ見るここち、后の位も何にかはせむ。
・・・〕
〔五月ついたちころ、つま近き花橘のいと白く散りたるをながめて、
〈時ならず 降る雪かとぞ ながめまし 花たちばなの 香らざらせば〉〕
(橘の香りがなかったら「季節はずれの雪かしら」と思ったでしょうね)
(歳古りて想いのかなたを訪ねれば、夢みる頃の乙女にもどる)居彷人
【写真】はイメージです。
(4月4日の枸橘の花/橘ではありません)
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