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たまたま同じ日に住吉神社に参詣した二つのグループ。
源氏の一行に驚いて身を引いた明石の一行に、それと知って源氏が歌を送ります。
源氏👨〈みをつくし 恋ふるしるしに ここまでも めぐりあいける 縁はふかしな〉
（ヤッパリ私達は縁が深いんですね）
明石の君👩〈数ならで なにわのことも かひなきに などみをつくし 思ひそめけん〉
（田舎娘の私が、どうして思いを寄せる身になってしまったんでしょう）
｢みお｣＝水脈、｢くし｣＝杭、澪標は舟の水路を示す杭。（みお）つ［くし］
同じ音で｢身を尽くし｣の意味も。
｢なにわ｣などを詠み込んでいます。
ここで読み込まれた｢みをつくし｣がこの帖のタイトルに。
この［澪標］の帖で、私が関心を持ったのは、源氏が明石に［乳母］として送る人物のこと、こんなところが紫式部らしいのかなと思います。
（内裏にも出仕していた若い女子、明石に送る紫式部）居彷人
【写真】
��4/9大阪南港で
��｢澪標｣は大阪市のマークになっています。
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