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あれはどこかなと思っていたら、出てきました。
[若菜下]でした。
正月臥待の月(ふしまち/1月19日)の頃
[女三宮]が習っている琴(きん)のできばえを、この際、ここの人たちも合わせて女楽をやってみようと
[明石のおん方]琵琶
[紫の上]和琴(わごん)
[女御の君(明石の君の娘)]箏のおんこと
(縁側で)髭黒の息子に笙の笛/夕霧の息子に横笛
その夜の雰囲気を古歌に
〈花の香を 風のたよりに たぐへてぞ 鶯さそふ しるべには遣る〉
紀友則(古今和歌集/春歌上)
(ウグイスを誘い出しそうな)
[6/末摘花]の帖の、自然発生的な合奏もいい感じでした。
(折に触れ、楽器奏でる[平安]の、そんな文化の私にはなく)居彷人
【写真】鳥がかじったイチジク
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