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(男みたいな姫君と女みたいな若君の物語)
姫君は男として[右大将]に
若君は女として女東宮のもとに[尚侍(ないしのかみ)]として。
3冊目の始めに[あらすじ]が、2ページで書かれていました。
身重になってしまった[右大将]
[秋の巻]第一章は〈右大将失踪〉
[78/所狭(ところせ)き身]
右大将の腹の中の子の父親[権中納言]の用意した宇治の館で出産することを決意し、その前に、
[79/吉野の人々との別れ]
右大将〈またも来て 憂き身隠さむ 吉野山 峰の松風 吹きな忘れそ〉
(必ずもう一度こちらに参ります。姉君、忘れないで下さい)
*松風=姉妹の姉君のこと
姉妹の姉〈ほどな経そ 吉野の山の 松風は 憂き身あらじと 思い寄(おこ)せて〉
(なるべく近いうちにまた来て下さい。吉野の私のことを思い出して)
🌙今日は旧暦9月3日
(この月は[青女月]ともいうらしい霜雪をよぶ女神の名とか)居彷人
【写真】道ばたで
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