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📕宇治拾遺物語 巻第二の（十四）
［柿木ニ佛現ズル事］
〔昔、延喜の御門の御時、五條の天�辰里△燭蠅法�大なる柿の木の實ならぬあり。
その木の上に佛あらはれておはします。
京中の人こぞりてまゐりけり。
・・・・・〕
これはおかしいと思った右大臣殿、七日目、
〔木末を目もたたかず、あからめもせずして、まもりて一時計（ひとときばかり）おはするに
・・・・
しわびて、大なるくそとびの�屬鬚譴燭襦�土におちて、まどいふためく・・・〕
＊［目もたたかず］＝目ばたきもせず
＊［あからめもせず］＝脇目もせずに、見つめて
＊［くそとび］＝ノスリ
「あっ、ノスリだ！」と見つけるとうれしい［鷹］ですが、［久曾土比（糞鵄/くそとび）］と書かれています。
検索してみたら、ノスリは鷹狩に使えないからだとか。
それにしても、［狐］［狸］ばかりか［ノスリ］も化けたのかと。
（ある山の麓に着いて目の前を横切って飛ぶ［ノスリ］をかつて）居彷人
【写真】
�，猟擦麓永棉毀世任后�
�⊆造里弔い審繊扮�が止みました/08:00）
≪参考≫
万葉集101
〈玉鬘 実ならぬ木には ちはやぶる 神ぞつくといふ ならぬ木ごとに〉
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