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（北へ帰って行く雁の羽風のために散る花を、自分が神に手向ける錦だとみることでしょうか）
季節は春の下です。（巻の二）
📕〔［葉風和歌集］は、後嵯峨の皇后で、後深草・亀山両天皇の生母であった大宮院（西園寺姑子）の命令で、文永八年（1271年）に撰進された物語撰集である〕
〔当時伝存した二〇〇余の物語から選入し〕たもの。
＊〔〕内は本文より
《岩波文庫［王朝物語秀歌選］樋口芳麻呂校注》
（二〇〇余の［物語］から抜いてきた和歌集というよくぞ残せる）居彷人
歌だけ残って、物語は不明というのもあるのかも知れません。
【写真】
��10/30琵琶湖の雁（オオヒシクイ）
��12/20敦賀の夕照
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