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〈さつまがた おきのこじまに 我ありと おやにはつげよ やへのしほかぜ〉
で浮かんだ歌がありました。
〈わたの原 やそしまかけて こぎ出でぬと 人にはつげよ あまのつり舟〉小野篁(たかむら)/古今和歌集407
詞書きに「おきの国にながされける時に、舟のりていでたつとて、京なる人のもとにつかはしける」と。
838年12月15日、遣唐副使の篁、大使藤原嗣常と船のことで争い、病気を理由に副使を辞退して罪に。37歳。
[古今和歌集]は[源氏物語]の役に立ち、[源氏物語]は[式子内親王]の役に立ち、それらが[平家物語]にも役に立ち、[レコ]に時々出てくる閻魔大王を見ては「あっ、[篁]だ」と向かって右隣の像をみていたりします。
(浄瑠璃の本のタイトル「渦」のよに、あの歌あの本クルクル廻る)居彷人
【写真】小野篁の墓所で
以前、小野篁の小説を読んで、京都の六道珍皇寺へ井戸を見に行った事が有ります。
一般公開をしていなかったのを知らず、残念に思いながら境内を見学していたら、住職さんとお会いし、ご厚意で少しだけ見せて頂けました😄
それはラッキーでしたね。
あちらの世界が見えましたか👀
確か「ブラタモリ」で見たかもしれません。
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