|
|
|
〔・・・信濃国に、木曾冠者義仲といふ源氏ありときこえけり。
・・・
父義賢（よしかた）久寿二年八月十六日鎌倉の悪源太義平が為に誅せらるる。
その時義仲二歳なりしを、母なくなくかかへて信濃へこえ、木曾中三兼遠（きそのちゅうぞうかねとほ）がもとにゆき、
｢是いかにもして育てて、人になしてみせ給へ｣
といひければ、兼遠うけと（ッ）て、かひがひしう廿年余養育す。〕
頼朝が謀反を起こした。
義仲もということで、
〔兼遠、｢まづ廻文候べし｣とて、・・信濃一国の兵者ども、なびかぬ草木もなかりけり〕
📖［飛脚到来（ひきゃくたうらい）］
各地から清盛のもとに、九州や四国から、〇〇より飛脚到来とあり、反平家の動きが知らされます。
📖［入道（清盛）死去（にふだうしきょ）］
〔入道相国やまひつき給ひし日よりして、水をだにのどへも入れ給はず。
身の内のあつき事、火をたくが如し。
〕
二位殿（清盛の妻）｢何か言いおく事は｣
と言えば、
〔われ保元・平治よりこのかた、度々の朝敵をたひらげ、勧賞身にあまり、かたじけなくも帝祖、太政大臣にいたり、栄花子孫に及ぶ。
今生の望み一事ものこる処なし。
ただし思ひおく事とては、伊豆国の流人、前兵衛佐頼朝が頸を見ざりつるこそやすからね。
われいかににもなりなん後は、堂塔をもたて孝養をもすべからず。
やがて打手をつかはし、頼朝が首をはねて、わが墓のまへにかくべし。
それぞ孝養にてあらんずる〕
と宣（のたま）ひ。
〔悶絶躄地して遂にあつち死ぞし給ひける〕
治承五年閏二月五日、６４歳でした。
＊［悶絶躄地（もんぜつびゃくち）］＝悶えころげまわって気絶すること。
＊［あつち死］＝はねもだえて死ぬこと。
２冊目は残りわずかとなりました。
なので、次の３冊目、図書館に予約しました。
（歩かなきゃ、だから歩いた日曜日。ワクチンうった次の日だった）居彷人
【写真】（4/17）初瀬です
（日記文とは関係ありません）
�仝�玉池（鳥見山公園）
�⊇蘋ゥ瀬燹覆泙曚蹐亳弌�
�Ｄ甲�寺
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する