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つれづれなるを、（清少納言）｢ほととぎすの聲たづねにいかばや｣といふを、われもわれもと出で立つ。〕
〔げにぞかしがましと思ふばかりに鳴きあひたるほととぎすの聲を、くちおしう、御前にきこしめさせず、さばかり慕ひつる人人をと思ふ。〕
｢ほととぎすの声を聴きに行きましょう｣という清少納言の声に、我も我もと女房達、しかし、車１台だけで出発しました。
途中［明順（あきのぶ）の朝臣］の家に寄ってみることに、
そこで［ホトトギス］の、やかましいと思うほど声を聴きます。
清少納言、中宮様にもお聴かせできず、行きたいと言っていた女房達も連れてきてあげたかったなと思うのでした。
この帖はけっこう長い文です。
咲いていたウツギを折り取って、車にたくさん刺して飾ったり、雨が降って来たり、中宮に｢歌は？｣と問われたり・・・
（［三草山］今回も聴くホトトギス。たまたま今朝の［枕草子］も）居彷人
【写真】6/9三草山で
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