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大臣殿は義経に連れられて、京から鎌倉へ向かいます。
〔梶原さきだ（ッ）て鎌倉殿に申しけるは、
「日本国は今はのこる所なうしたがひ奉り候。
ただし御弟九郎大夫判官殿こそ、つひの御敵とは見えさせ給ひ候へ。
・・・」〕
そして、
〔大臣殿父子うけとり奉（ッ）て、判官おば腰越へお（ッ）かへさる。〕
＊［腰越］＝鎌倉市腰越。七里ヶ浜の西端。片瀬の東南にあたり、南に江ノ島がある。
義経の腰越状
〔源義経恐ながら申し上げ候意趣者、御代官の其一つに撰ばれ、勅宣の御使いとして、朝敵をかたむけ、会稽の恥辱をすすぐ。
勲章おこなはるべき処に、思の外に虎口の讒言によ（ッ）て、莫大の勲功を黙せらる。
義経をかしなうして咎をかうむる。
功あって誤りなしといへども、御勘気を蒙るあひだ、むなしく紅涙に沈む。
・・・・
源 義経〕
＊［御代官］＝頼朝の代理の役。
＊［会稽の恥辱］＝平治の乱に父義朝が敗れた恥。
＊［虎口の］＝きわめて危険な。
＊［御勘気］＝主君や父からのとがめ。
［＊］は【語釈】より
義経のこれまでの経歴の縮図が見られる書状と【解説】に。
日曜日に図書館から、予約した本の連絡がありました。
今日は月曜（休館日）なので、明日受け取って来るつもりです。
その本は、『平家物語（巻の12）』です。
【写真】よく見る蝶🦋をよ〜く見る
（長居公園で）
�．筌泪肇轡献�
�▲Ε薀淵潺轡献�
��ツバメシジミ
（草々の上すれすれにシジミ蝶、疲れるなんてないんだろうか）居彷人
いっこうにとまってくれません。
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