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読み終えました。
今朝、ポケットに入れてきたのは、薄めの文庫📕『たけくらべ』
樋口一葉(1872〜1896)
明治29年、24歳で亡くなりました。
[たけくらべ][にごりえ][十三夜]
明治28年の作品です。
巻末の[観賞]で、歌人の俵万智さん、文体が魅力といいます。
「筋を追うのではなく、一葉の語りに耳を傾けて」と。
〔廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯ぐろ溝(どぶ)に燈火(ともしび)うつる三階の騒ぎも手に取るごとく、明けくれなしの車の行来(ゆきき)に、はかり知られぬ全盛をうらないて、
「大音寺前と名は仏くさけれど、さりとは陽気の町」
と 住みたる人の 申しき。〕
(と始まります。)
(肖像画、凜とした顔二十三。[樋口一葉]初めて開く)居彷人
樋口一葉が生まれた明治5年、その年の10月14日、新橋⇔横浜に鉄道が走った。
【写真】カバー表紙の絵の水仙を持った少女は[たけくらべ]の美登利かな。
50歳を過ぎてから、美しい日本語を学びたくて、日本文学科を卒業しましたがー
その時、苦労したのが樋口一葉でした。
「樋口一葉を語らずして日本文学はかたれない!」と赤ペンで書かれてーだいぶ凹んだことを、懐かしく思い出しました笑っ
そんな勉強されたんですね。
素敵ですね。
樋口一葉、名前以外は何も知りませんでした。
わかりにくいことばもたくさんありますが、音を大切に、とにかく読み通してみたいと思います。
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