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82〈名に高き 越（こし）の白山（しらやま） ゆき馴（な）れて 伊吹の岳（たけ）を なにとこそ見〉
白山にくらべれば伊吹の雪なんて、と都への期待に満ち、はずんだ式部の心境・・と下注に。
白山
28〈春なれど 白嶺（しらね）の深雪（みゆき） いや積り 解（と）くべきほどの いつとなきかな〉
紅梅をおりて、里よりまゐらすとて
103〈むもれ木の 下にやつるる 梅の花 香をだに散らせ 雲の上まで〉
＊［むもれ木の下にやつるる梅の花］＝とるにたらぬ梅（自己の謙辞）
＊［香をだに散らせ］＝里に居ながらもお忘れはいたしません。中宮様もお忘れ下さいませぬように
＊［雲の上］＝内裏（上東門院彰子）
（［紫式部集］岩波文庫／南波浩校注）
【写真】
�＼欧譴討い譴佛鮖蓋�えたかも（12/18越前鉄道／えちてつ）
��伊吹山（12/10山本山から）
�９版�
📺昼の時間の［日本百低山］、九州の山でした。
（［百低山］その低山が腑に落ちぬ。たとえばそれは［近場の名山］）居彷人
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