一週間

5月28日に訪ねた［三草山］には真っ白い花の［エゴノキ］が満開で、その花びらがたくさん下に落ちて、まるで下草に花が咲いているようでした。

6月4日には、それはほぼ落下しつくしていて、山道に痕跡を残すくらいになっていました。

自然は変化しています。

そしてまた一週間が過ぎようとしています。
昨日（6/8）行くつもりでしたが天気の都合で行きませんでした。

ところで、6月3日の晩、思いがけず京都で蛍鑑賞ができました。

いつもは休日前の仕事終わりに南海電車で和歌山に行って見ていました（昨年は6/4）が、今後は京都になるかもです。


古今和歌集（第巻十二恋歌二）
〈夕されば　螢よりけに　燃ゆれども　光見ねばや　人のつれなき〉紀友則

巻末の索引にホトトギスは40首を超えるのに、螢はわずかに２首。

和漢朗詠集（巻上夏／螢のくくりで６首）
〈つつめどん（も）　かくれぬものは　夏虫の　身よりあまれる　おもひなりけり〉

＊［おもひ］＝「思ひ」の「ひ」に「火」をかけて


金曜日の晩和歌山に行くと言っていた人がいました。
今晩は晴れていそうです。

（今晩は映画にしよか［マーメイド］私は明日休みじゃないし）居彷人

【写真】ダリア（6/8長居公園植物園で）