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牧野富太郎夫人壽衛さんは、樋口一葉とほぼ同年齢だと思います。
一葉の小説や日記には、よく人力車が登場します。
朝ドラ「らんまん」は、その時代の姿を楽しく観ていますが、[人力車]が出てこないなぁと思っていました。
今、文庫(牧野富太郎著[わが植物愛の記])を通勤のポケットに入れて読んでいます。
エッセイ集のようなものです。
「わが初恋」という一編があります。
そこに
📖〔私は、下宿から人力車に乘って九段の坂下を下り、今川小路を通って本郷の植物学教室へ通っていた。〕
と書いてありました。
いつも菓子屋の前を通っていたそうです。
📖〔この小さな菓子屋の店先に、ときどき美しい娘が坐っていた。〕
〔〕内、本文より
(日本髪普段の着物人力車明治の初期の景色楽しみ)居彷人
【写真】ヤマモモ、熟していそうです。
以前、食べてみました。
美味しかったです。
人力車・・東京だと浅草、京都だと嵯峨野あたりに、観光客向けにありますね
谷根千(谷中・根津・千駄木)でも見かけた事があります
ネットで調べると、日暮里あたりにあるようです
牧野氏は、根津あたりの長屋に住んだようですから、
谷根千あたりも歩いていたのでしょうか?
田端〜日暮里〜谷中あたりは、明治の文豪、画家たちが多く住んでました
ちょっと楽しい界隈です
富太郎氏は本の[わが初恋]の中で〔その頃私は、麹町三番町の若藤宗則という、同郷人の家の二階を借りて住んでいた〕
そうで、
万太郎の長屋とは違っているようです。
壽衛さんの菓子屋は飯田町の小川小路の道すじに、
印刷を習った石板屋は神田錦町だそうです。
明治はやはり東京ですね。
そうなんですね。ドラマ設定なんだ
会社が外神田に移転して、神田って町名が昔ながらで、歩いてると楽しいです
神田と湯島(文京区)が隣合わせで、坂ばかり・・
急な坂を神輿が登って行くのを見ると、ちょっとウキウキしちゃいました
そうなんです。
牧野富太郎ではなく、槙野万太郎のドラマとして楽しむことにしました。
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