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24〈此のたびは ぬさもとりあえず
手向山タムケヤマ 紅葉モミジのにしき 神のまにまに〉菅家(菅原道真)
古今和歌集(420)に詞書き
〔朱雀院の奈良におはしましたりける時に、たむけ山にてよみける〕
解説に
〔峠は、たむけから出た言葉で、旅の安全を祈って、神に幣ヌサを手向けるところからおこったと聞く。・・・手向山は、東山を越える峠道にあり・・・〕本文より
古今和歌集(299)には
〈秋の山 もみぢをぬさと たむくれば すむわれさへも 旅心地する〉紀貫之
🚞[18キップ]は[📖読み鉄]
ずっと前、未読の本が溜ると「秋の」とか「冬の」とかの地域限定の一日フリー切符を買って、大概は敦賀方面の電車に乗って読んでいました。
途中駅でふらっと降りてみたりしながら。
目的地はあまり重要ではありません。
[18キップ]は、あまり山には向いていません。
その恩恵を求めるほどに滞在時間が少なくなりますから。
実際、最終駅の滞在時間1時間を割る事も少なくありませんでした。
エスカレータの立ち位置を間違えたり、ボタンを押さなければ開かないドアでただ待っていたり、2両連結車両の開かない車両の前で待っていて乗り損ないそうになったりとか・・・
思い出しては苦笑いです。
(一段と寒さがました歳の暮何処へ行こうか残り三回)居彷人
【写真】は(12/17)室池・飯盛山で
私も、別の方の百人一首を読んでいて、やはり「このたびは」のところでした。白洲正子さんの本ならきっと素敵ですね。
峠は好きです。
稜線を歩いていれば低いところだし、山越えをするときは高いところ。
旅の安全を祈ったかもしれないし、流行り病がこないように祈ったかもしれない。
峠の向こうは違うところ。
今回の日記のタイトル、たった一文字に惹かれました。
そうでしたか。
この本、面白いです。
素敵なコメントありがとうございました。
最近の山歩き、そういえば峠越えばかりでした。
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