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滋賀県琵琶湖の西側、比良山系の一画です。
暖かい日でした。
先行者は二人だけ、どちらも滝には興味はなかったようで［楊梅の滝（雄滝）］への道には足跡がありませんでした。
滝見台などから遠望はできますが、
近づいて見ようとすると、滝のすぐそばまで行かないと見えません。
飛沫と音を浴びながら落ちる滝を見上げ、しばらく見惚れていました。
本筋の登山道に戻ると、それまでひとりだった足跡が２人になっていました。
分岐でそのひとりと出逢い、その人はヤケ山に向うために雪支度をしていました。
「ここは駅から近いから」と言っていました。
私は別のルートになるので、そこからは動物の足跡以外は何も無い、雪道になりました。
フカフカの雪でしたからアイゼンいらずです。
（オオルリのさえずりの頃一度来たオトシの道を今日は雪道）居彷人
【写真】
�〕滅澆梁�
�▲張薀�
��せせらぎ
📖［和泉式部続集］清水文雄校注
旅なる所にて、月を見て
1212〈春の夜の 月は所もわかねども なほすみなれし 宿ぞ恋しき〉
荒れたる所に月の漏りたるに
1213〈かくばかり 風は吹けども 板の間も あはぬは月の 影さへぞ漏る〉
＊［吹けども］＝「葺けども」をかけた
＊［つき影さへぞ］＝風はおろか、月の光までが
雪
1227〈雪降れば 都のうちも 四方ﾖﾓながら みな塩山ｼﾎﾔﾏの 心地こそすれ〉
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