📖国木田独歩著［武蔵野（短編集）］

ポケットに入る薄い文庫本です。
読み始めたのはずい分前でした。
ようやく終えました。

📖［小春］から
同郷の絵描きと、ワーズワースの詩が好きな男が武蔵野を散歩、ひとりは絵を書き、ひとりは読書を。

〔自分が最も熱心にワーズワルスを読んだのは豊後の佐伯に居た時分である。
自分は田舎教師としてこの所に一年間滞在していた。
自分は今ワイ河畔の詩を読んで、端ﾊしなく思い起こすは実にこの一年間の生活及び佐伯の風光である。〕本文より抜粋

＊独歩は明治26年9月から27年末まで、大分県佐伯町鶴谷学館に教頭として就任していた。

（今日土曜デッカイ本はやめにして読みさし本を通勤の友）居彷人

【写真】カルガモ１+８（今朝）