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ショックコードは伸びてしまうとポールを連結する時にテンションが掛からないので、連結する事が出来なくなります
5月に上高地の徳沢でテン泊した時、ポールがつなげられない事態となり、その時は応急的にショックコードをハサミで切って短くして事なきを得ましたが、3,000メートル級の高所のテント場で悪天候の中の設営となると大変です
用意する物
①新しいショックコード 登山用品専門店でないと扱っていない可能性があります あらかじめテントポール2本の長さを測っておいて、その長さと同じくらいを購入 ショックコードは細引と同じメーター売りです
②クリップ、メジャー、ハサミ、(ライター)
③プライヤー これはなければないでなんとかなります 私はレザーマンのマルチツールを使いました 多機能で、山に持っていくともしもの時に何かと役立ちます
作業手順
①テントポールを繋いだ時の長さの70~80%の長さにショックコードをメジャーで測り切ります 私は80%の長さに切りました(切った先をライターで少し溶かして固めておくと、ほつれるのを防げると思います)
②テントポールの中の古いショックコードを切ってポールを分解します この時分解したポールの順番が変わらない様に順番通りに慎重に並べておきます 順番を間違えるとポールが繋がらなくなります
③端からショックコードを通してポールを繋いでいきます 最後の方になるとショックコードを伸ばさないとポールの中に通せなくなるので、ショックコードを引っ張ってポールの先から出ているコードをクリップで挟んで固定します
④同じ作業を繰り返しポールを全て連結したら最後にショックコードの先をテントポールの先にある留め具に繋げて完成です
留め具への結び目が甘いと、いきなり外れる可能性があります テント設営後に外れる事を考えると目も当てられません しっかりと締め付けましょう
写真①完成後のテントポール
写真②使用するツール類 ショックコードは作業完了後の切れ端です
写真③交換する前のテントポールの先端 これは私が使っている「カミナドーム」の形状です テントによって多少違うと思いますので、ばらす前に写真を撮っておくと良いかもしれません 留め具を外す際に硬くて取れない時、プライヤーがあると便利です
最後にポールを折りたたんだ後、連結する動作を何度か繰り返して問題ない事を確認します
作業途中の写真を載せれば良かったのですが、作業完了後に日記に書こうと思ったため完了後の写真になりました
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