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何か最後まで見ることが怖い様な複雑な気持ちで見続け、最後の方は胸が締め付けられる様な感覚がありました
映像の中で、記者に「なぜ山に登るんですか?」と尋ねられた健郎さん 大切な家族といる時が幸せと涙を流しながら語り、何故登るんですかねと自問自答した後、しばらく沈黙し、「なぜ山に登るのか分からないから登るんじゃないですかね 分かったらもう登らないと思う」と答えたシーンがとても印象的だった
また、和也さんが健郎さんとテントの中で二人きりで語り合うシーン 和也さんが今回の様な登山はもうこれが最後かもしれないと言っていた 和也さんはこの時45歳 山の怖さを知っているだけに自分の限界が近いことを悟っていたのかもしれない 愛する家族の元に無事帰るために今回の様な未踏ルートを登ることを最後にしようとしたのか
最近、不十分な装備で登ったり、経験や体力に見合わない山に登り遭難される方が散見されますが、山を愛する方には是非一度は見て欲しいと思う貴重な記録映像だった
彼らの遺体はまだK2の山にあるという いつか誰かが彼らを家族のもとに連れて帰る日が来るのだろうか あって欲しいと願う
この映像を放送することを認めてくれたご家族に感謝すると共に、お二人のご冥福をお祈りします
少し前にヤマレコユーザーさんからこの番組の情報を教えて頂き
無事録画を見ることができました
この映像にはあまりにも美しい映像がいっぱいでした
平出さんのK2を目前にしたハイテンションや
健郎さんの「眠れないことは今まで無かった、K2を前にしてきっと怖いんだと思う」って
ところが印象的でした
また二人には妻子もあって思った以上に家族思いな二人だったんだなって感じました
あの二人がいなかったらきっとあんな美しい映像を見ることは出来なかったと思います
二人が滑落する直前の7550m付近までの映像があるとは思いませんでした
なんて言っていいのか・・残念でなりません
コメントありがとうございます
平出さんが、山頂までの最後の300メートルは未踏ルートではない だから山頂を踏まなくてもその手前で引き返しても良いと思っている と言ってましたよね
山登りでは皆、ピークを目指して登るのが常だと思います でも平出さんはピーク登頂にこだわっていなかった 彼らはプロの登山家でした スポンサー企業やマスコミなどの期待もあり、登頂へのプレッシャーもあったと思います とても考えさせられました
私も家族想いだったお二人のコメントが何にも増して心に残りました
あ、その部分、すごく印象的でした
ピークはもちろん理想だろうけど
未踏のルートに挑戦することに意味がある
仮にそのルートを使って他の人が登頂出来たら嬉しいってところですね
平地の半分以下の酸素しかないデスゾーン 残り300メートルでも相当な体力を消耗するでしょうね
私の様な素人が彼らの心情を推し量るのさえはばかれる事です
ここからは私の私見ですが、平出さん自身もそうですが、パートナーの健郎さんを無事家族の元に帰す事も頭によぎったのかなと
今この瞬間も、お二人があの7,000メートルの高峰に眠っていると思うと、何か心に迫って来る思いがあります
滑落の瞬間の原因も分からない今、ただただお二人の残した足跡の意味を考えたいなと思います
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