「レルヒのスキー以前に日本にスキーがまったくなかったかというとそうでもない。
以下に４っつの説が紹介されているので場所と名前だけ記す。
・金沢師団長、松川敏胤、満州で購入、金沢に持ち帰る
・明治35年、八甲田遭難の報をきいたノルウェーからスキーが2台寄贈された
・青森県、野辺地の野村冶三郎、明治37年に2台輸入
・明治41年、北大講師のハンス・コラー(スイス人)が北大生に教えた
など･･･だが、私が注目したのは、青森県、野辺地の野村冶三郎の部分、
調べてみると、下記ページが見つかった(笑)すでに観光地となっていた(爆)
http://www.jalan.net/kankou/spt_02401aj2200144743/
スキーが無かった時代というのは、冬山登山も無かった時代と同じですね。
八甲田遭難の年1902年（明治35年）は、スキーも冬山登山も誰もしていなかった。明治時代も終わり頃です。案外、アルピニズムは新しいものと思います。ノルウェイ王から1909年にもらったスキー、どこいっちゃったんでしょう。見てみたいですね。
野辺地の野村さんを讃えて、烏帽子岳には通し番号付きの琺瑯看板のある山スキーコースもありました。昭和40年頃と思います。今はさびれていました。
1911年ハンス・コラー氏がスキー持って来て、手稲山に北大生が登りだしたのが、北大山岳部の母体、スキー部の始まりです。1926年にスキー部の多数派だった山班が、競技班と別れて山岳部になりました。（そのころスキー場はありませんからスキーと言えば山登りの事です。）
松川さんは日清戦争中1894年にドイツ駐在武官だった時にあっちで買って来たものでしょうか。現物が現存するらしいのでこれが最も古いものかもしれません。
日清戦争の舞台は朝鮮半島であるから、満洲というのはどうだろうと言う気もします。
大々的に、官営で、ばばーんとやったのがレルヒ氏というわけですね。
yoneyamaさんなら、ハンス・コラー知っているかもと思ったけど、野辺地の野村さんもご存知でしたか
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