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増田 宏さんの 「皇海山と足尾山塊」(昨年改訂版が出ました)という本の中に記述があります。
ガイア計画は検索すれば、いろいろヒットしますが、要約として
「1991年に、 建設業界27社で計画された、足尾の松木沢流域全体を産業廃棄物の埋め立て場にする、とういう計画、(それに道路整備や観光関係の施設を入れて一大産業化を謳っています)」
足尾の銅鉱山が閉鎖され、代替えの産業を必要とし、更に公害で森林が既に無くなっているので工事もしやすい上、公害対策(植林)も不要になる、という一石三鳥も四鳥も狙った計画。(もちろん廃棄物受入の交付金狙いも、、、?)
この計画、正式には今も活きているとは知りませんでした !
反対運動もあり、1998年に「棚上げ」となっています。(中止ではない凍結状態)
検索すると「事実上中止」という表現の説明が多いです。
この「事実上」というのが危ない、、、。
特に、ここの土地の地権者が古河機械(今は別の社名らしい)と国の2者のみ。
万一、首都の廃棄物満杯が逼迫すれば、スグ復活しかねないのと、その場合も止める手立てがほとんど無い、という状態。
(ゲート前で座り込む か 署名運動だけ)
天皇陛下も先日、「足尾のその後」を視察されているくらいの関心場所なので、近々(5年や10年で)解凍するとは思えないが、30年後はどうだろうか、、、?
私の子や孫の時代に、松木沢が埋め立てられているのは想像したくない。
しかし、「反対」と言うのは簡単だが、廃棄物を出しているは、これまた私なのも事実。
その時になって「埋め立て反対」しても 元々の責任は自分にある。
松木沢の周辺は何度か歩いているからって、ここでの設置は景観や歴史的に反対!、
では他の場所ならOK? 上高地に設置なら賛成する?
そう考えると、どこの山の中へ設置しても反対、、、ではどうする??
平地の街中なんかに設置できるわけもなく、、、海を埋め立てる?
結局今 自分がやれることは、ゴミを出さない事しかない。
→極力(限界まで)リサイクルゴミ化と燃やすゴミとして、埋め立て(廃棄物化)ゴミを極小化
金属とプラなどの合体製品は、手間を掛けて分離
家電品も完全分解して廃棄(リサイクル+燃焼ゴミ )
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