牽牛子塚古墳〜益田岩船(古墳巡り45)

牽牛子塚古墳は真の第３７代の斉明天皇陵と言われている。日本書紀に記載されているように間人皇女と合葬し、もう一人の太田皇女をその古墳に隣接して埋葬したと書かれている。作られた時期について争いがあるが、八角噴が終末古墳の形とも一致すると言う。

それが新しくリニューアルされてこの3月6日から一般に公開された。

写真のように和製の小さなピラミッドのようである。

天皇陵墓は宮内庁が管理して一般市民の立ち入りを禁止している。

幸いこの牽牛子塚古墳は誤って斉明天皇陵を別のところに治定し、宮内庁がそれを引き継いでいる為に、一般市民が登り、眺める事ができる。

日本書紀(古事記)基づき他の天皇陵墓を治定していると宮内庁が説明するなら、この古墳こそ過去の過ちを訂正して見直すべきであろう。

この古墳の頂上から益田岩船まで約800mと案内があった。山の中を踏み固められた道を歩くと奇妙な大きな石に出会えた。

このような巨大な石を何故、加工し何の為に使用しようとしたのであろうかと歴史のミステリーである。

久しぶりの古墳巡りであったので投稿した。