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次にしたことは、コンパスを買い、カシミール3Dを使って地図を印刷して持ち歩いた。当然、地図読みの本を図書館で借り、または買い求めて勉強に励んだ。でもどうしても現在地が良く分からない。現在地がわからないと、どの方向に進んでよいのか、全く分からない。それでもこの方法で、福岡県の山をすべて登った。
2年前、携帯電話で、現在地がわかると知った。早速カシミール3Dの印刷画面で、10秒ごとの緯線、経線を引く。ただし、ガラケーでは電波の到達範囲でないと、誤差が大きい。それでも、半年ばかりは得意になって利用していた。でも大きく位置はわかっても、踏み跡のない山地では、進行方向の試行錯誤が多すぎる。また現在地の取得に、かなり操作が必要で時間がかかる。
1年半前、GPSの存在を知り、中古のGARMIN E-TREX VISTA を、ネットで入手。ガラケーに比べると抜群の性能である。現在地の取得は一瞬・ログが取れる・軌跡が画面に出る・地図がインストールされている。最悪、元の出発点に確実に戻れるし、ヤマレコで他の人が歩いた軌跡が入力できる。万々歳で、登りまくっていた。
ただし、一昔前のCPUのため、樹林帯でログが途切れる(衛星補足不可)のである。途切れるだけでなく、とんでもない位置が入力される。ログをカシミールに保存すると、途切れるたびに、ファイルが作られており、其れ等を接続しても、広範囲に飛びまくった軌跡となる。トラックの編集に、時間がかかることおびただしい。
一年前、またまた欲が出てきた。一念発起して、新品のE-TREX30 英語版を3万円ほどで入手した。抜群の性能である。樹林帯でも家の中でも、衛星補足はスムースで、トラックの編集はほぼ必要ない。
数か月前から、よく登る山のログを全ルート接続して、E-TREX30 のアーカイブフォルダに入れておくことにした。アーカイブフォルダから保存済みフォルダに移動して、表示する操作をすれば、全ルートが表示される。これで、迷うことなくやぶ漕ぎも可能となり、またエスケープルートも見つけやすくなった。ただしこの方法は、カシミールで見たらよくわかるように、ログの終点と次のログの始点が、不要な直線で結ばれることである。ただ、この直線はGPSで見た場合、はっきりとした直線であり、ログはギザギザの線であるので、気にはならない。どうしても不要な直線が気になるというのであれば、結合せずにすべてのファイルをアーカイブフォルダに入れておくか、または山行きのたびに、GPSにアップロードするかである。ただこの方法だと、すべてのログファイルは一画面に表示されないようである。
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