都会に住む人をおちょくるつもりはまったくないのですが、少し雪が降ったくらいでオタオタする様子を見ると、やはり雪国人とは経験値の違いを感じてしまいます。
さて、本題です。冬山登山で移動のための用具としてどれを選びますか? (1)スキー (2)スノーシュー (3)わかん
もちろん、山行の目的や山の状況によるので一概には言えないというのが答えだと思います。ただ傾斜の強くなる山に行くのであれば、「わかん」のメリットは大きいように感じます。スキーは重いし立て込んだ樹林の中では取り回しも面倒で、岩稜帯では使えません。スノーシューは浮力があり、傾斜が緩い時にはとても戦力になりますが、下り斜面では使いにくさを感じます。わかんは浮力の面ではスキーやスノーシューより劣りますが、取り回しが楽なこと、アイゼンと併用できること、携行する場合も軽くて負担にならないこと、価格も一番安価であることなど利点が多いように思います。ただ、装着に時間がかかったり締め方が悪いと外れたり、アイゼンと併用した時に、底紐を踏んで切ったりするなどの短所もあります。
そこで、わかんの紐ベルトを「オクトス」というメーカーから販売されているラチェットベルトセットに交換してみました。マジックマウンテンのわかん(フラットフレーム)に、左右で30分ほどで取り付けられました。ラチェットセットの値段は、6500円くらいです。わかんを靴に取り付けてみましたが、紐より簡単にセットでき、グラつきもなく、末端処理も必要ありません。緩みがなければアイゼンで底ベルトを踏むこともないように思いますが、まだ使っていないので何とも言えませんが、今のところ好感触を持ちました。
yamazukin1gouさん、初めまして!
暖かい室内なら他愛もない操作が、寒い雪の中で手袋はめたままやるとなると、困難さが何十倍もアップしちゃいますよね。
冬山ではいろんな操作を可能な限り簡単にしたいと、いつも思っています。
そういうわけで、このラチェットベルトは非常に興味がありますね。
ただ、よっしゃ、試しに買ってみるか・・・と言うには高すぎる〜 。
というわけで、実際に試してみたら、是非、結果を投稿して下さい。
よろしくお願いします。
f15eagleさん、はじめまして。
ラチェットセットは値段が高いですよね。オクトスではそもそもオリジナルのラチェット式わかんを13、500円位で販売していたと思います。どっちにしても高価ですが、すでにベルト式わかんを持っている方には、ラチェットセットがお得かと。ただ、昔から雪国で使われてきたクロモジなどの樹木で作られたわかんにラチェットが装着できたなら、その使用感はどうなんだろうなぁと別な興味も出てきました。
いずれにしてもラチェットに替えたわかんの使用感は後で報告したいと思います。
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