私は日本山岳救助機構合同会社(jRO)が運営する「日本山岳救助機構会員制度」という山岳保険に入っているのですが、そこが主催する講演会に行ってきました。
http://www.sangakujro.com/
http://www.sangakujro.com/topics/20120403.html
平成24年7月21日(土)午後1時30分〜午後4時30分
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟501号室
テーマはふたつ、
第一部「山の熱中症と低体温症に備える―夏山シーズンに備えて学ぶ―」
第二部「山岳遭難事故・遭難救助費用の実際―jROの支払事例から―」
でした。
第一部はドクター(であり登山家)による講演。
熱中症予防には水分だけではなくて塩分も摂ることを身体の仕組みから解説。
低体温症に関しては三年前の「トムラウシ山遭難事故」を実例にあげ、現場検証写真などのスライドとともに、悪天候下で行動することによる身体への影響、変化について解説。
jROの山岳保険は年会費と事後分担金(一会計年度で山岳遭難に遭遇した会員に対して支払われた遭難捜索費用の全額を会員数で頭割りしたもの)で金額が決まります。
第二部はその会計報告のような形式で、実際のケースでどれだけ遭難捜索費用がかかったかと保険金として支払われたかをパネルトーク。
いろいろなことは書籍で知ることが出来るけど、実際の話を講演会形式で識者から聞くとまた違った感覚が自分の身にしみます。自分の山行に役立たせなくては。
それにしても『遭対協』が出ると概ね三万円(一日/一人)以上かかる、百人出たときもあった、などと話を聞くとちょっとぞおっとしてしまいます。(;^_^A アセアセ…
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