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リンクカムは作動範囲が非常に広く、破損した#0.75番は17.8 - 44.5mmという超ワイドレンジ、沢登りのお守りに持っていくのに重宝です。
飛んで飛んでの大転落では破損する危険があるとの事ですが、藪岩や沢登り程度のクライミングではズリズリ落ちが殆どなので、私には充分だと愛用していました。
大転落による破損で叩かれた挙句、製造元が廃業しているので、購入する事も修理依頼する事も出来ません。中古品はプレミアついて倍以上の価格で取引されているし・・
と、いう事で自分で修理する事にしました。
ピンはヒートガンで温めてピン抜きで叩くと抜けました。
切断したワイヤー部をカバーする長さの端子を製作しました。
1.5mm厚のステンレス板に2.5mmの穴を開けてから、削り出して製作しました。
ワイヤーとの接続はアルミワイヤースリープをカシメて固定しました。
どこにも干渉せず、作動に問題は有りません。
このあいだの南紀遠征先で切れちゃったのですか〜?(゚ω゚)
でも、さすが桃さん、こんなのまで直しちゃうなんて・・職人ですね〜
私のカムが壊れた時には、修理をお願いに行こうかな〜(^^;)
岩屋谷から戻ったら・・切れていました。
使用して切れたのではないです。藪で引っかけたかして変な方向に引っ張られたのか・・
修理は、どうするか散々悩んで〜
ツールと材料はガレージの在庫品、構想3日間、作業半日でした〜(*^^)v
自分も沢の時にはお守りでリンクカム#0.75番を愛用していますが(パートナーからカリパクですが)、メーカ廃業の為、故障時の心配をいつもしておりましたが、まさかご自分で修理できてしまうとは流石です💦
まだ切れてはいないんですがワイヤーに緩みがでちゃってるんですよね...
現状使用に問題はないんですが、ちょっと本気で考えなくては。修理工程、参考にさせていただきます^^
いろいろ方法を考えたのですが、この方法が最も頑丈そうです。
ワイヤースリーブは手持ちの内径3mmの物を使用しましたが、購入するならもう少し細い方が格好いいかもです。
製作した端子部のワイヤーと結合させる部分を、加工工程でスリーブに合わせられるので、内径は限定されません。
端子部のステンレス板も元々のは1mm厚なのですが、手持ちの材料は1.5mmしかなかったので・・それでも問題無かったです。
穴の大きさは元のは3mmでシャフトが2mm、ガバガバだったので2.5mmにしてみました。
シャフトは熱嵌合しているので、温めないと抜けないし入らないです。
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