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ようやく実現。
中房温泉登山口〜大天井岳〜常念〜蝶ヶ岳〜上高地下山ルート。
先ずは合戦尾根から燕山荘を目指す。
のっけから物凄い汗。
まさに吹き出てくる、噴水だ。
大天荘でお昼を食べたい為急ピッチで登っているからなのだが...。
実は、登山口までのバス(始発)に乗る為に既に1時間下界を歩たのはここだけの話である。
休憩ベンチを次々とクリアし、合戦小屋までの案内がようやく見えてきた。
合戦小屋で名物のスイカを食べて体力の回復を目論んでいたのだが、落雷によるスイカ運搬装置の故障でスイカが無い事はこの時点で分かって居ない。
合戦小屋到着。
いつもと違う風景。
誰一人スイカを食べていないではないか!
小屋番さんに伺うと、上記の理由でスイカは無いとの事。
力無くコーラを飲み干し燕山荘へ再スタート。
燕山荘が視界に入ってくる所まで到着し後少しだ!と思った時に右太もも(内側広筋部分)がつった。
どうする?
芍薬甘草湯をザックから出すか?しかしここは狭い登山道。
どうする?
幸いにして燕山荘まで後少し。
足をマッサージし進む事に。
数十メートル進むと今度は左足の全く同じ部位がつった。
進退極まれり。弱り目に祟り目とはよく言ったもんだ、オイオイ感心している場合では無いぞ。
どうする?
先程と同じ対応を行い何とか燕山荘到着。
余談ですが、夏の甲子園のピッチャーが足などをつって一時救護されるシーンをTVで見た事があると思いますが、まさにアレです。高校球児はこの為に毎日練習してきているのだからこんな事で交代させられたらさぞかし無念だろうなァと思った。
芍薬甘草湯、経口補水液、アミノバイタルの三種混合ワクチンを注入。
長めの休憩をしてから今後の行動を決めることとする。
マッサージや、行動食、水分補給などを実施。
足のつりは収まった。
これ以降足のつりは発生しなかった、三種混合ワクチンが効いたのかもしれません。
ここからは槍、穂高連峰を眺めながらの幸せ時間。
自然と歩く速度が落ちる。
天気にも恵まれ素晴らしい稜線歩き。
雷鳥の親子連れが現れ否応なく気持ちが高ぶる。
お母さん雷鳥がクークーとおチビちゃん達に注意を促しているがそんな事は何処吹く風。食事に夢中である。
最高な稜線歩きもソロソロ終わり。大天荘の道標。
時刻は13:40頃、どうやらlunchタイムに間に合ったようだ。
テント泊の受け付けとカレーを注文。
有名なのはインディアンカレーだが、お米を食べたかったので敢えて普通のカレーにした。思っていたカレーとは違ってちゃんとスパイも感じられ鶏肉も結構入っていて美味しかった。
食事も終わり、テントの設営。
先ずは平らな、極力平らな場所を探す。
いい所があった。燕岳方面が一望できる。設営していると、ひょっこり雷鳥の親子連れが顔を出てきた。
オイオイ、テント建てられへんやないかー。
珍客にまたしても作業がとまってしまう。まぁ嬉しい中断ですがね。
設営も終わり、今日歩いてきた景色を眺めながらコーヒーを頂く。
最高に贅沢な時間。
隣のスペースに若者が1人到着。
ぎこちなくテントを設営。
そこに、キャンプたかにいさん
さん現る。珍客だらけ。
早速隣の若者の不格好なテントを見て、フライや、インナーを逆に設置してる事を指摘、ココからきゃんぷたかにいさんが懇切丁寧なテント設営のレクチャーが始まる。生レクチャー、貴重な体験でした。
こういう出会いが楽しいんだよね。
なんでも初めてのテント泊らしい。上高地から西岳経由で大天荘。強者過ぎ。
楽しく時間を過ごす。
夜中トイレで目が覚める。
空を見上げると満天の星。
北アルプスの上空は広く澄み渡っており砂を撒いているかの如くの星々。
あっ…///、流れた。流れ星だ。
1日目にして大感動。
2日目の朝。
うどんを食べて、テントを撤収。
隣の若者も撤収し始めている。今日は燕岳経由下山との事、気をつけて楽しんで行こうねとお互いの健闘を称え、別れた。
今回の旅の核となる常念岳を目指す。
常念岳を登りたくてこの縦走を計画したと言っても過言ではない。
昨日、たかにぃさんの仲間から横通岳付近で熊の目撃情報を教えて頂き、慎重に歩く。
進行方向に向かって右側は槍!登山道は少しザれて滑る道、そして熊への注意。
かなり忙しい。
すれ違う山人達が外国人ばかり、九割韓国の方。こんな山の中もインバウンドなのか!でも皆さん楽しんでいる様子で良かった。
常念小屋が見えると同時に常念岳がドーンと現れる。
その存在感、鷲羽岳に似ている。
今回のメインディッシュの常念岳を眼前に常念小屋で休憩。
水を買うか迷う。1リットルはあるから蝶ヶ岳ヒュッテまで持つだろうと思うのと重たくなるのを嫌がたので結局水を買うことはしなかった。これが後々大変な事になろうとは夢にも思っていない。
さぁやるど!
この手の急登は鷲羽岳で経験済みなのである程度体が覚えている。
しんどいが大丈夫。遅くても一歩一歩歩みを進めれば辿り着く。鷲羽岳の女神様の格言で自身を鼓舞。
偽常念に騙されること無く登頂。
ヤッター。何ともいい眺め、いやー来てよかったと思える山。
ここから蝶ヶ岳に向かうのだが恐ろしく下る。
果てしなく降る。
もう下りたくない、私の想いとは裏腹にグングン降る。
とうとう底に着いた。
ここから登り返しが待っている。
そして、樹林帯。
気持ちが萎えてきた。
しかし、暑い。そんなにペースをあげていないのに汗が止まらない。
水をゴクゴク飲んでいたが、ふとこのペースで水を飲んでいたらあっという間に無くなる。水分との戦いになってきた。
1回ピークを超えてまた降る。
嫌です、もう下りたく有りません。
更に樹林帯を登る。
ついに蝶槍が見えてきた。
水は残り250㎖。
ココから蝶ヶ岳ヒュッテまでほんの少しと思っていたのが大間違い。
登って下って登って登って、涸沢カールを横目にヒュッテを目指す。
何とか到着。
テント泊受け付け、食券でコーラと牛丼を購入。
今回もlunchタイムに間に合って良かった。
あっという間に平らげた。
テントで休憩しましよー。
しかし天気良すぎだ。雲ひとつない。風は冷たく火照った体に心地いい。
テントに入る、、、暑い。
サウナだ。
この暑さではテントの中で横になれる状況ではない、しかし横になりたい欲求。
外に出れば風は冷たく気持ちいいが日陰は無く直射日光が厳しい。
日傘をさしてテントの外で横になる。
以外に涼しい。
日没までもう少し体を休めてみる。
夕暮れ、テント泊の方々、小屋泊の方々がわらわらと外にでてくる。
日没を皆で体感する為だ。
赤紫色から青色へ、やがて夜を迎える。
とても神秘的な時間を過ごせてほんとに良かった。
テントに戻って軽く食事をし、就寝。
天の川を天井に眠る。
何とも贅沢な環境です。
明日はいよいよ下山の日。
横尾から上高地まで地獄のロード。
心して臨もう。
3日目の朝。
ヒュッテの小屋番の兄さんから横尾を勧められたので熊も怖いし、予定していた徳沢園ルートを変更する。
横尾までは樹林帯を激下る。
誰ともすれ違わないが横尾近くになるとチラホラ登って来られる方々とすれ違う。
皆さん、いい顔してらっしゃる。
横尾到着。冷たい水で顔を洗う。
何とも気持ちいい。
少し休憩をとり一路上高地へ。
ここからは地道にヒタヒタと歩く。
すれ違う人は登山装備の方々から徐々に観光スタイルの方々も混じるようになる。
河童橋からのあの風景は相変わらず健在。
さ、灼熱の大阪へ戻りますか。
今回も素晴らしい出会いと貴重な経験をさせて貰った。何より天気に恵まれ、素晴らしい山旅でした。
大天井岳
常念岳
蝶ヶ岳
長野県
パノラマ銀座縦走
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