先日近所のカフェに家族で出かけた。僕には子供が5人いるのだが、小学生2人と3か月の乳児を連れて行った。
店内は満席だったため、席が空くまで待とうかどうか考えていると、店員が声をかけてきた。「小さな赤ちゃんがいる方は予約がないと来店をお断りしています」「今満席なので」と言い、取り付く島もなく門前払いをされた。どうやら「赤ちゃんは他の客の迷惑になるので、一緒に来店できない」「赤ちゃんはうるさいので店内で待たれても困る」といったことのようである。
最近はカフェという呼び名が当たり前のようであるが、僕らの世代では喫茶店(サ店と言っていた)と言った方がしっくりくる。僕の中で喫茶店というところはカジュアルなところで気軽に入店でき、ちょっとした空き時間にコーヒーを飲んだり、待ち時間をつぶしたり、軽食を安く食べたりするところだと思っていた。最近のカフェとやらは、まるで高級料亭やレストランのように敷居が高く、気軽に入れるお店ではないようだ。
これも少子・高齢化社会の影響なのかもしれないが、自分の子供が周囲の人達にとって「迷惑な存在だ」と指摘されてしまうのは、とても悲しいことである。
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