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私の愛車を例にひとつ所感を
◯良い点
フットワークの良さ
高速道路を100-300km一気に距離を縮め、ワインディングや林道を数十km楽しみながら、時にフラットダートを慎重にスリリングに走破し目的地の登山口へ最速最短で到着。
渋滞や駐車場
車線変更がしやすく、3車線の高速では最も空いている左レーンをキープ。道交法に気をつけて左追い越しや、車間を取らない追い抜きをしないように注意して進むと、料金所や渋滞を効率よく抜けていけます。
駐車場ではまず満車の心配がなく、登山口の側の小さなスペースや、ホテルの玄関脇などの隅に停められます。富士山の5合目が車が隙間なくびっしりで少し探したくらい
コスト
車両本体約100万円の高コスパのスズキ
更に
高速料金は軽自動車の8割、駐車料金は半額程度か無料で、燃費も概ねリッター20km、更にこのバイクお財布フレンドリーなレギュラーガソリン
なお、コストではないがタンクの容量20lは400~500km無給油で航続できるのも魅力のひとつ
あとフェリーを使っても地味に安い
特に750cc以上高くなるので中間排気量もお勧め。このバイクは650cc。
パワーも持て余さずさほど不足もなく、車両重量も重すぎず扱いやすい。
ただしシート高は高め
積載性
アドベンチャーバイクは積載性を大幅に高めた設計でフルパニア満載時でも走行が比較的安定しています。同じくらいの重量のロードバイクによってはフラフラして不安があります。
このバイクにはフルパニアと呼ばれるトップケースとサイドケースを装着しました
しかもカクカクした金属製はスペース効率が良い反面アドベンチャーバイクしか似合わない?
実はバイクに荷物を括り付けるのが地味に大変でした。荷積み、荷下ろしになかなかの時間が掛かかる、走るとズレてくる、荷物の量によって傾いたり、雨に弱くレインカバーかけたり(サイドパニアはインナーがあるとよい)、盗難やイタズラの不安があったり…それがパニアで一挙解決!
さてその中身は…
トップケース52lに30lのザックの登山道具
サイドケース36lの片方にテントなどの住環境
もう一方にBBQ道具や食料、炭など食事環境
そして40lのドライバッグに衣類を詰め衣環境
登山道具+衣食住揃います!
尚、テント泊縦走の場合はドライバッグの代わりに、50lのザックに衣食住を積みます。
その時52lのトップケースは予備として運用。
前輪19インチ
アドベンチャーバイクには大きく前輪17インチのオンロード寄りと、前輪21インチのオフロード寄りに大別されるが、私の好みはその両立を狙った前輪19インチ。
ワインディングはそこそこ軽快かつ、ラフロードでも慎重に走破できる。レースばりのスポーツライディングや本格的なオフロードは無理ではあるが、高速は快適であり、登山道に行くのが目的であれば乗用車が走れる道は19インチでまず問題なく行ける。
視点も高く、楽な乗車姿勢は周辺の視界も広がり安心感でこの点はロードバイクと大きな差がある。
ロードバイクがランニング用のシューズなら、スーパースポーツバイクはプロ用のシューズ。
オフロードバイクが登山靴なら、ややカジュアルに振ったトレランシューズといったところか(なんか違う?)
彼女より妻、恋よりも愛???
閑話休題
◯できないところ(車が羨ましい)
車中泊による前泊
流石にバイクでは寝れない
少しでも凍結する道路はリスキー
この点車はスタッドレスで雪道も平気
暑い時寒い時の空調
バイクの夏は暑く汗だくに、冬は寒く震えても暖を取る事ができない
まして雨に降られても車の方はへっちゃらである
基本一人で同乗者なし
バイクは二人は乗れなくはないが基本はソロ
登山もソロスタイルなので構わないが車なら運転を交代してもらうこともできる
バイクで交代できる人は普通自分のバイクに乗る
◯所感
時間に自由で縛られず好天を狙ってのスピードハイクの私のスタイルでは最適解
山へ行くかどうかを前日に決めたりする事が多く、雨になりそうなら中止し、晴れ間が出そうなら出発!
山麓にキャンプしてのベースキャンプ登山にBBQ、キャンプ不適期はホテル泊での地方の街飲み、日程や山によって小屋泊も組み合わせ
ただ人気の山の登山道駐車場にはいつも車がいっぱいで、バイクで登山する方を見る事は殆どないのがやや淋しいところ
バイクと登山の相性
細かいところでは、トレッキングシューズはライディングシューズの代用になる。登山ではキツく紐を締め、バイクではゆるゆるにしてライディング用のオーバーパンツの脱ぎ履きをしやすく。
登山道具はどれも軽量コンパクト。積載量に限りあるバイクにもピッタリで、ウェアも夏の暑さや冬の寒さに曝されるバイクには合わせやすい
ケースからザックを取り出した後はライディングウェアを格納して出発します。
欧州ではアルペンマスターとも呼ばれるアドベンチャーバイクは登山の相棒にピッタリ!
ただこの私のバイク、最後に行き着く終わりのバイクとも言われます。理由は定かでないが、バイクとしての面白みは欠け実用一途といったところか?バイクに乗る事が目的ではなく、旅などの何か別の目的ために使う道具。派手なバイクに乗りたい気持ちを抑え、用途や年齢、費用とか色々を弁えて、やりたい事のために選んだバイク…
一応カスタマイズしたところは
フルパニア 積載力向上と鍵付きで盗難防止
フォクランプ 暗い道で対向車に気付いてもらう
グリップヒーター 気温13℃で手が痺れます
エンジンガード 転倒時のダメージ軽減?格好?
可変タイプの大風防 高速巡行、雨や虫除け
トップケースの裏蓋はキャンプテーブルと小物を掛けるキャンプ用具カスタムしてます
バイク旅にはETCも必ず
近くオフロード寄りのタイヤに換装し、よりフラットダートをより安定して進めるようにします。
また北海道など長期遠征にはエンジンガードにサイドバッグを追加して更に積載を増やしパンク修理キットや熊スプレーなど携行の予定
だらだら書きましたが、バイク検討の登山者の参考になれば幸いです。
バイクで登山、良いですよね。登山口までは大体気持ちの良いワインディングも楽しめますし。
同じスズキでも私はハヤブサ。パニアケース付けて尚且つネットでザックをくくりつけてますけどね笑笑流石にしんどいので最近はスカイウエィブを良く使ってます。
アドベンチャー、良いなあ。
次の候補にしておきますね。
ありがとうございます😊
コメントありがとうございます。
同じ登山するバイク乗りで嬉しいです!
国内最速のハヤブサ!羨ましいです。
またスカイウェイブとは!ラグジュアリーでもう戻れなくなるのではと…笑
実はハヤブサではないですが、高コスパ4気筒のGSX1000Fや3気筒のトレーサー9と最後までかなり悩みました。GSXに荷物を鬼積みしているブログも見て検討しておりました。どれが後悔しないだろうか??
本音は600クラスのSSに乗りたかったのですが流石にそれは…
Vストローム650XTは終わりのバイクとも呼ばれ、まだちょっと早いかなと思っていたのですが、GSXやトレーサーの魅力ある動力性能に後ろ髪引かれつつVストを選びました。
モンスターマシンはちょっと自信がなく、ミドルクラスにしました
なんだか結婚するような感じでした笑笑
今ではアドベンチャーバイクではSSとはまた違ったべつの景色が広がると思っています。
高速やワインディングをバーンと高回転で疾走してからの、落ち葉で濡れた林道を、辺りを眺めながら低回転でトコトコ走る、こんなメリハリも面白いです!
コメントいただいて少し日記を追加修正しました
ありがとうございました😊
乗り換えも考えて一度レンタルバイクで乗りました。
自分もバイク乗りですが、結局バイクと山の楽しい天候と時間帯は被り過ぎるので両立は難しいという結論に至り、年々山の比重が高くなりツーリングはほとんどしなくなりました。
ましてや山深い林道などはバイクにとって夜明け前の暗さでは鹿も飛び出して来るし、落石は転がっているし危険過ぎるのが一番のネックです。
前日の天気予報で山を決めるスタイルは一緒ですが、深夜に車で走って登山口近くで車中泊仮眠のスタイルに落ち着いています。
下山後の車の運転中は今でも「この道をバイクで走ると気持ち良さそう、楽しそう」と思うことがしばしば。
新車から20年物のW650は10万km間近にして通勤専用車に成り下がっています。
引退したらいつの日かフルパニアのVスト650で1ヶ月位かけて北海道名山制覇&ツーリングしてみたいと妄想しています。が、ハードルは高い…
〉結局バイクと山の楽しい天候と時間は被りすぎるので両立は難しいという結論
地方のマラソンにバイクで出てた時によく感じました。お気持ちわかります!
特にマラソンは、いい時間帯にアスファルトを何時間も走って、一体何しにきたんだろうと思うようになり…
今は登山前後のワインディングと自然の中トレッキングで満足してます。タイトで一泊する時はキャンプや郷土料理も楽しんでます。
思えばマラソンで来た木曽で見上げた御嶽山があまりにも素晴らしくて、、、
これはバイクで麓まで来てみて感じたことでした。御嶽山には電車とバスを乗り継いで登ったのですが…
山によっては電車、夜行バスと使い分けてますが、バイクが一番気ままで応用が効くのかなと思っています。コスパとタイパも
鹿については、大台ヶ原山のワインディングで数m前を鹿が横切った事がありました
北海道ツーリングの準備として、鹿よけの笛をバイクに付けてますが、おまじないです…
落石は視界の良さと19インチの前輪、ゆっくり走る事で何とか無事やって来れてます。
車中泊は魅力で冬山をやるなら、車で行くのも当然ありだと思います。
〉この道をバイクで走ると良さそう、楽しそう
バイクのいいところはとどのつまりそこですよね!笑
これは忘れられない体験です!
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