![]() |
![]() |
![]() |
「マルス津貫蒸留所」を体験。
もし西日本で観光は1箇所だけという縛りがあるならばココか「山崎蒸留所」を選ぶくらい好きです。
以前「マルス信州蒸留所」は行った事があるのですが、本土最南端の蒸留所なだけに中々気軽には来れず、開聞岳やった時は必ず行こうと決めてました。
受付をし早速入場。
蒸留所によっては予約制だったりガイドが付いたりしますが、ココは見学コースを事前に説明され各個で見学するスタイル。
まずは蒸留棟。ここではポットスチルという蒸留装置が見れます。これまた蒸留所それぞれのこだわりの形があり一番の見所かもしれません。
簡単に説明すると発酵させた麦のモロミをコレで熱して気化させ、それを冷やし再度液体化させます(この時の色はまだ透明)。
蒸留棟の次は貯蔵庫(歴史深い良い香りがします)。
先程蒸留させて出来た透明な液体を(樽)に詰め長年眠りにつきます。樽は新品という訳ではなくシェリーを作っていた樽等、過去に何らかの酒を作っていたこだわりの樽を使用します。樽は蒸留所が所在する風土の中、貯蔵庫にて呼吸をしながら5年、10年と熟成され徐々に琥珀色となりフルーティな香りを醸しながら様々なウィスキー原酒が出来上がります。
それら様々な原酒をブレンダー達が分析、調合し
やっと一つの商品が完成します。
そして蒸留所の最後のお楽しみ、(蒸留所Bar)、(売店)です。
Barでは貴重で様々なマルスウィスキーを格安で有料試飲出来、売店の貴重なウィスキーは定価で購入できます。※残念ながらドライバーのため飲めませんでしたが。
マルス津貫蒸留所では、本坊酒造二代目社長が暮らしていた素晴らしい邸宅や、庭がそのまま見学可能で売店や素敵なバーカウンターもその中にあります。
お土産に「シングルモルト津貫2022」を
購入する事が出来ました。何かの記念日に愉しみたいと思います。
ちなみにボトリングの上部には中央アルプス、下部には鹿児島の山々の稜線がデザインされています(見にくいですが写真有)。
これはマルス信州とマルス津貫の両県の自然環境が育んだウィスキーの印となってます。
正に五感で楽しめる蒸留所です。
Barにはドライバーの方も楽しめるノンアルもあります。注文したのはジンジャエール。ジンジャーが効いていてスパイシー、凄く美味しいです。
※何種類かスパイスが入ってるとの事。
※子供には辛いかもしれません。
※この味が忘れられず、本坊酒造さんに卸している(南薩の田舎暮らし)さんから直接ジンジャーシロップを通販購入しました。
マルス津貫の売店にもあります。オススメは1対7の炭酸割、これからの季節にもピッタリです。
近年はジャパニーズウィスキー人気による原酒の枯渇、転売ヤーの買占め等により中々手に入りにくい状況です。
ネット上では定価の何倍もの価格で出回ってます。
それらは不買の精神でもって、蒸留所や良心的な酒屋さんからの定価ウィスキーを少しずつ味わいながら原酒の安定生産を待ちましょう。
巷のBarは高いと感じますが雰囲気や技術料も加味した料金なのでまた別の話ですが、蒸留所にあるBarにおいてはそれでもお得な料金設定です。
例えば白州蒸留所にある、Bar白州におけるメニュー最高値(響30年15ml=2900円)。
天上の雫の如き味わい(笑)ですが、現在響30年ネット価格は1本600000円超えます。15mlあたり12857円です。ちなみに響30年定価(買う術は無いですが)は160000円、15mlあたり3428円なので定価より安いのです。
Bar津貫においても貴重なマルスウィスキーがお得な料金で愉しめます。
いつか運転手じゃない立場でもう一度来たいと思います。
※白州蒸留所、山崎蒸留所は今秋リニューアルオープン。お一人様1本とかでノンエイジのボトルも定価で買えるはず。楽しみです。
ウィスキーはストレートをテイスティンググラスで香りを愉しみながらチビチビ頂くのも最高です。
ま、でも汗だくで山行してる時に想像するのはキンキンハイボールゴクゴクですね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する