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特に工夫が必要なのは、�‖譴鯆湘个垢訃豺腓蓮▲肇奪廚漏諒櫃覆靴巴羇峪拇世鮴澆韻覆い播个蝓�後続（ミッテル、ラスト）を確保する。�△泙�道では簡単そうに見えても高さ・傾斜・植生や土質などの状態を見て、ザイルや補助ロープを臨機応変に使う。�Ｂ譴療俘気任發泙�道でも横行（トラバース）が一番危ないと考えています。落ちた場合には繰り出したロープの長さ分を落下します。例えば５ｍ繰り出したら５ｍ落下します。中間支点を設けることもできません。何故かというと、中間支点でのカラビナの架け替えなど難解なことは全く理解できないので、反って危なくなります。過去にとても危なかった経験が２回ありました。
平成２２年７月、丹沢・大山・大山川のＦ１（二重ノ滝）の左岸のまき道には横行（トラバース）があって中間支点を１か所設けました。しかしその処で、ミッテルのペーターがどうしていいかわからず立ち往生し、ラストが救援に向かうも2人一緒になって滑落し、１０ｍ程下の岩床にまで落ちていきました。革手でなく軍手で確保していた私の手は、ズルズルと滑っていくザイルとの摩擦熱で火傷を負いました。それでも２人は落下速度がズルズルと緩和されたので幸運にも軽傷で済み、その後遡行して大山頂上まで登ることもできました。
また平成３０年５月、北丹沢・神ノ川・平石沢にてアクシデントが起きました。中流部に進むと大滝（２段１５ｍ）が堂々として現れました。見ただけで高巻きを選択し、右岸の小尾根に踏み跡を見つけました。急斜面を大滝の落ち口と同じくらいの高さまで登ると、踏み跡が右上気味に横行（トラバース）していました。そんなに危ない処とは思わなかったのですが、何か嫌な感じがしました。右上に横行（トラバース）する踏み跡がやや外頚気味、斜面の手掛かり（ホールド）が分かるかなどと頭に浮かび、『万が一滑落したら助からない』ととても不安な感じがしました。それまで使う処が無かったのでロープ類はザックの中にありました。急斜面で取り出すのはとても面倒だったのですが、８ｍｍｘ２０ｍ補助ロープをシングルで用いて、中間者（ペーター）のハーネスに結びました。万が一のことを考えてのことだったので、太くて長いザイルではなく、補助ロープにしました。『合図があるまで待つ』と指示し私が右上トラバースを開始しました。指示には、中間者（ペーター）が指示を理解しないことが前提にあるので、ラスト（ハイジ）への指示でもあったのですが、私が５ｍほど進んだ時にペーターが登り始めてしまったようです。私がもう少しで平坦な箇所にきていた時に、突然ループ状にして手にしていた補助ロープが引っ張られました。一瞬のことに、とっさに体を倒し補助ロープを持ちこたえました。その後直ぐ補助ロープの引っ張りが緩んだ隙に近くにあった太い樹木にロープを固定し、滑落現場から助け上げました。滑ったら必死にホールドにしがみ付くのが普通ですが、ハイジが言うには、足を滑らしたペーターは、しがみ付くどころか万歳してホールドを離したとのことです。補助ロープを面倒がって使わなかったら、大変な事故になっていたと思います。高さ２０ｍほどありましたから、良くて重体、即死しても不思議ではありませんでした。面倒がらず、本当に良かったと思いました。この経験があって、必要ないと思っても少しでも危険が感じられる場合には、迷わずレスキュー装備として補助ロープとカラビナ少々とシュリンゲ少々をザックの中に忍ばせるよう心がけています。
写真１：大滝 左側上部でアクシデントが起きました
写真２：右岸のまき道上部 この先でアクシデントが起きた右上トラバースとなっています
写真３：滑落でペーターの頭から外れ、滝下に落下したヘルメット（私が回収しました）
貴重な体験拝読致しました。山では皆それぞれにMyルールはありますね。私の場合登山は全くの初心者ですので、仕事でのルールを適用しています。
これからも色々勉強させてください。
sabo1さん はじめまして
コメントありがとうございます。
皆様いろいろと工夫なさっていることがあると思いますが、当方には知的障害者が一緒なのでいつも危険に潜んでいないか注意が欠かせません。仕事で山（沢筋が多いのでしょうか）に入るsabo1さんは初心者どころかもはやプロだと思います。こちらこそ学ばせていただきたくお願いいたします。
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