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日記
三重県、滋賀県、岐阜県の広域捜査になっている例のクマですが、私、実は29日の午後、ヤツの最新立寄り先である海津市山中にいました。この写真は「川原越え」といい、三重県いなべ市と岐阜県海津市を東海自然歩道が結んでいるいわゆる峠です。ここで小休止しているとヘリが間近に飛んできたので変だなと思ったのですが、海津市津屋の方に藪漕ぎで下山している途中に下の方から「クマがうろついているので注意して」という広報車の声が聞こえてきました。前日、三重県いなべ市で捕獲したクマを多賀町の山中で放し。その多賀町で女性に重傷を負わせたというニュースは知っていましたが、遠いところの話だと思っていたわけです。それがまさに指名手配の同一熊だと知ったのは家に帰ってから。おまけにヘリは発信器の信号を追跡していたのでしょうから、ヤツはすぐそばに居た事になります。その怖さは置くとしてヤツの足取りを推理すると、27日朝多賀町で犯行に及んだあと28日にかけて鈴鹿山脈御池岳の北、滋賀・三重県境の鞍掛トンネルあたりを山越えして、いなべ市内を横断し同市の東端に横たわる養老山地を越え(たぶん川原越え)てはるばる岐阜県海津市まで足を延ばしたことになります。この間直線にしても20キロ、市内を南北に走る国道365号に員弁川そして人家、田畑、工場、ゴルフ場まであるわけで、流行のトレイルランニングなら納得するようなコース取りなのです。まるで犯人の足取りを追う推理小説のような話。しかもコチトラ、今年の4/9に鞍掛トンネルから御池岳に登っていて今度のニアミスですからとても他人事?と思えません。何を考えて2度も山越えしたのか、どうゆうルートだったのか、ヤツがみつかったら是非聞いてみたいと思います。また今度同様のケースがあれば発信器にGPSも付けておいてヤマレコ等で発表すれば登山者の安全にもつながるのではないでしょうか。
例のクマとニアミス
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