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まだ、私が山登りに復活する少し前の事…。
たくさんの山関係の書籍、地図、を捨ててしまった。
もう、古いので、役にも立たないだろう、と思ったからだ…。
今、思うと、大失敗だった。
古い資料は、逆に貴重だった…。
もう、手遅れだ。
しかし、その中で、奇跡的？に残った書籍がある。
この、「東京から見える山 見えた山」だ。
横山厚夫さんの著書だ。読み返すと、懐かしい。
初版は、1971年6月だ…。（43年前だ！）
この本を知ったのは、当時、大岳山荘の２階の本棚に並んでいて、
そこで初めて見のだ。
（大岳山荘は、良く通った山小屋だった）
この書籍は、何度読み返した事だろう…。
横山さんは、その頃、ガイドブックや地図の解説で良く見かけた名前だ。
奥多摩と言えば、横山厚夫さんだった。
横山さんは、大先生だった。
そんな、横山さんに、ファンレター？を書いた事がある…。
昭和49年12月15日…。
私は、通い慣れた陣馬山の頂きに立っていた。
その時、頂上から、金峰山が見えたのだった。
これは驚きだった！
そして、嬉しかった！
その思いを込めて、横山さんに、報告のファンレターを書いてしまった。
数日後、横山さんから、絵はがきが届いた。
まさか！と、思った。
大先生から直筆の返信だった…。
これも、嬉しかった。
見た事も無い、外国の絵はがきにも驚いた！
返信の内容は…、
たのしいお便りを有り難う、と、お礼の言葉…。
横山さんも、陣馬山からの金峰山を、何度か見た事が有ると言う事。
私が、金峰山を見た日、
横山さんは、笹子峠の南、摺針峠を越えて、
甲府盆地へ降りた事が記してあった。
はがきに貼られた切手は、10円切手…。
時代を感じる…。
私の宝物だ。
（書籍と一緒に、捨てなくて良かった〜）
ちなみに、横山さんは、私より20才年上だ。
つまり、もう、80才を越えた事になる。
気になって、ネットで消息を調べた…。
今でも、杉並区にお住まいの様だ。
横山さんの直接のHPは無いけれど、
当時の貴重な写真が紹介されているHPがある。
http://yamatabi.info/yokoyamaindex.html
（無断でリンク）
興味がありましたら、是非、ご覧下さい…。
嗚呼〜、時代は巡る〜、…って感慨深いですぅ〜。
PS
沢登りの事で、夢中になり過ぎ、少し反省しています。
古き良き時代を、思い返しているこの頃です…。
おはよ
ringo-yaさん、こんばんわ〜♪
＞たくさんの山関係の書籍、地図、を捨ててしまった
うぅ、もったいない・・・見せてもらいたかった＾＾；
結構、地名なんかも変わっていますし、昔の地図や本を見るだけで楽しいです＾＾
歴史に触れられるというか・・・最近、登山を始めた自分には凄く新鮮です。
たまに古本屋さんで昔の地図や本を買っています。
ファンレターを書くなんて物凄く感動したんですね☆
青春まっただ中
＞沢登りの事で、夢中になり過ぎ、
青春まっただ中
お互いに安全に楽しく遡行しましょう
でわでわ〜
to-fu-さん、こんばんは！
コメントありがとうございます。
古い山関係の資料…。
本当に、勿体なかったです。
あの時は、まさか、また山登りをする自分を、
想像すら出来なかったし、もう、関係無い、昔の遺物だ！
…と、思ってしまったのです。
（実家の倉庫には、まだ少し、山の書籍が残っていると思いますが…）
ファンレター？を出したのは、私が21才の時ですねぇ。
あぁ、正に、青春まっただ中ですね。
陣馬山から金峰山を見つけた時は、ホントに驚き、感激しました。
横山さんは、ひょっとして、気が付いて居ないのでは…。
と、思ったからです。
（「東京から見える山 見えた山」の陣馬山からの眺望に記載には、
金峰山の事は触れられて居なかったからです。）
to-fu-さんは若いので、まだまだイケますね。
頑張って下さい。
私は、ほどほどにしておきます。
それでも、お互い、気をつけないと、ね。
ではでは
すごく興味深く見せて頂きました。
当時のスタイル、風景、違うけど、見覚えある様な、、参考にもなります。
ありがとうございました、。
muttyannさん、こんばんは。
かなり、古い写真もありますが、懐かしく思える写真もあります。
横山厚夫さんの名前は、今は知る由もないでしょうね〜。
見てくれて、ありがとうございます。
横山厚夫さんは今でもお元気にされていらっしゃるのだろうかと検索していたらringo-yaさんの日記に目が止まりました。
横山厚夫さんにファンレターを出したら返事が来たとの事。うらやましい限りです。
横山厚夫さんが書かれた「登山読本」を読んだのはもう50年ぐらい前になります。昭和47年発行でだいぶ色あせて来ましたが、今でも本棚にあります。
そして「東京から見える山見えた山」で東京から南アルプスが見える事を知り、10年ほど前の冬晴れの日に都内の勤務先のビルの屋上から、新雪に輝く南アルプスを初めて見ました。
もう今では横山厚夫さんを知る人の多くは登山を引退してしまったと思いますが、「登山読本」は私にとって今でもバイブルのような存在です。
90歳近くになられるお歳だと思いますが、今でもお元気にされていらっしゃるのかなと気にしております。
横山厚夫さんから、私の日記に辿り着いて、ありがとうございます。
「東京から見える山見えた山」の巻末には、横山さんの住所が書いてあったんですね。
昔は、のどかな時代でした。
今時は、個人情報とか、世知辛いです。
この日記を書いた時点では、横山さんは元気だったと思います。
誰でも、歳を重ねて行くのか〜。
vt250zさんも私と同年代の様ですね。
それなら、横山さんは、山の世界では有名人ですもん、ね。
今の若い人で知る人は、少ない、いや、居ないかな。
とても懐かしいですね。
あぁ〜〜時代は巡る〜。
なんだか、ノスタルジックな思いになってきます。
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