OUTWARD No.52

モンベルの会報誌Outwardが届きました。今回の特集は東日本大震災。
巻頭に辰野モンベル代表の文章があります。

「一方福島の原発事故に関して、当局からの状況説明はまったく要領を得なかった。原発から９０Km離れた仙台でさえ放射能の不安が拭えなかった。社員やボランティアの安全をどのように確保しながら救援活動を行うのか？　あらゆる事態を想定して私の心は揺れた。めまぐるしく変化する状況の中で迅速な決断が求められた。それは、まるで悪天候の冬山で遭難者の救出に向かう登山隊のリーダーに求められる切迫した緊張感に似ていた。」

映画「岳」を観たときにも感じたのですが、人を助けようと思ったならば自分も無傷ではいられないのですね。

今回の震災でいろんなことを学んだように思います。