20代から趣味で登山を始めて10年ほど、アルプスから低山まで楽しんでます。
登山にはまり、素晴らしい景色、美味しい空気、苦しさも楽しさも味わい人生豊かになったと感じてます。
私も経験としてはまだまだですが、登山をはじめとしてアウトドアブームもあり、これからはじめていこうとされている方に出会うと応援したくなります。
しかし、山で出会った方達にもっと声をかけたらよかったのかとモヤモヤとしてしまいました。
低山の下山途中、12時を過ぎ、3組ほど気になる方達に出会いました。
頂上まで残り30分、疲れ果てた感じの若い女性2人組、2人とも座りこまれており、大丈夫・・・なのか!?という感じでしたが、挨拶をかわしましたが、あまり関わってほしくなさそうな雰囲気を感じてしまいました。
頂上まで残りおそらく1時間ぐらいの辺りで、スニーカーとパンプスの20代女性2人組、ちょっと観光地のような雰囲気だったので大丈夫・・・!?って思いましたが楽しそうに登っていく様子に挨拶だけに終わってしまいました。
その靴で下山まで大丈夫ですかって声かければよかったのかなーとモヤッとしながら下っていくと、70代か80代ぐらいのご夫婦に出会いました。経験者の方かなと思いましたが、公園にピクニックに行くような雰囲気。奥さんの方は疲れ果てて椅子に座った状態でした。挨拶をすると旦那さんから、頂上はどっちの方向と聞かれたので、1本道でもありましたが、向こうですよと伝えました。どのくらいかかるかとのことで、コースタイムだと1時間ほどで頂上ですが、ご夫婦の状態とゆっくりだと頂上まで2時間ほどかかる可能性もあることを伝えました。旦那さんはそんなにーと驚かれてました。登山道は1本道で迷うことはないですが、杉がおいしぎる林道でもあるため暗くなるのは早いと考えました。ご夫婦の足取りでは頂上までつけても、帰りは暗くなり、間に合わないのではないかと思いましたが、下山の方がいいのではないかと伝えるのもおこがましいのかと思い、16時過ぎには暗くなるので、気をつけてくださいと伝えると驚かれてました。気をつけてもらうことを伝えたことで、ご夫婦が下山を考えてくれたらと思い、離れました。
今回の山は初心者におすすめとされている山で、秋になると素晴らしい景色で、インスタや雑誌、テレビなどでよく見かけます。
楽しさばかりを伝え、1歩間違えれば危険であると山の怖さがあまり伝えられてないんじゃないか。楽しさの中に気をつけること、危険もあるのだと感じ、責任を持って行動しようと意識するのも、その知識・経験があるからこそできることだと思います。
帰宅して、出会った人達は無事おりれたかな、怪我してないかな。危ないですよ、大丈夫ですか!?今からその格好、靴で下山間に合いますかって伝えれなかったことを後悔しました。山なめなオバサンになり、嫌な思いされても伝えれば良かった。
経験もまだまだの若年者ですが今回とても後悔をし、勇気を次は持てるよう初日記にしました。
怪我なく、気をつけて登山をお互いに楽しんでいきたいです。
長文読んでいただき、ありがとうございました。
ワタシもよくお節介を焼くタチでして。
山なめるなオジサンにならないようにウマいこと声かけする手は無いかと考えた結果、以下のようなやり取りに誘導してます。
ヤベェ登山者が遅い時間に登ってくるのに下山中に出会った場合。
私「こんにちはー、どちらまでですか?」
ヤベさん「山頂まで…」
私「エーっ?凄いですね!」
大抵これで決まりです。
ヤベェさんは内心、不安を抱えてるケースが多いので次の返答は
「あっ…厳しいですかね?」
と来るので、
「相当健脚ならイケるでしょうけどぉ…」と返すと
「もう少しだけ進んでから引き返します」なーんて言い出します。
要は相手を持ち上げちゃって「スゴいですねー」と(所さんのトーンで)言うのですわ。
ご参考まで。
伝え方次第で、相手の方の気持ちも全然違いますね(*^^*)
嫌な思いさせたくないって、結局自分を守ってるんだなと今回思いました。
相手も自分も気持ち良く、そんな伝え方ができるように勉強していきます。
私は、初心者のいるグループと一緒に下山したことがあります。
お昼過ぎに山頂から下山しだしてしばらくたった時に、下から2人の登山者が登ってきました。「下で4人の仲間を待たせている。山頂を踏めばすぐに下山するので、4人に伝えてくれ。」という伝言をさずかりました。
下に下りて4人に出会って、伝言を伝えた後、そのまま通り過ぎずに、山頂を往復した2人が戻って来るまで待ちました。
皆がそろって下山開始後、山頂を往復した2人はどんどん先に下りて行きます。結局、残った4人に付き添って下りました。そのうち1人は今回が初めての山登りとのことでした。
この時に登った山は、登山口からしばらくが急斜面の山で、過去に滑落事故も起きており、決して初心者にはお奨めではない山でしたが、そうも言っておれず、登山口に着く手前の区間を慎重に下りてもらいました。アドバイスは、「転けたら下まで転落します。」「ここは過去に人が落ちた場所なので、右側には寄らないでください。」でした。
ありがとうございます。
一緒におりていかれたとのことで、すごいですね!
いろいろと考えてしまい、私にはなかなかできないことだと思いました。
声かけだけでなく、自分のできうる範囲で行動がとれるようしていきたいと思います(*^^*)
自分が遅い時間に登り始める事が多いからというのもあるのですが、あえて声を掛けることはありません。
なぜなら、軽装で気軽に入れるような山では暗くなったり道に迷っても大体は何とかなるもので、そういう苦労すれば次からはどうすれば良いかが自分で分かると思うからです。
時には重大な事になる可能性もありますが、山登りは自己責任で行うものですから、それは仕方ないでしょう。
勿論、何か聞かれたり、アドバイスを求められれば自分の考えうる範囲で答えますが、その回答でどう判断するかは、やはりその人次第です。
ありがとうございます。
本当にそうですね。
私も登山を始めてしばらくたった時に、地元の小学生が登るという山で遭難しかけたこと。アルプス縦走に行って、疲労困憊になり1歩1歩登っていくのが苦しくもうだめかも・・・と思いながら、やっと18時前に着いた山小屋で怒られず、優しくしていただき、もう絶対気をつけようって思いました。
特に単独が多いので、自分の行動・判断を振り返り、次に気をつけることと繰り返し、今もまだ楽しめてるんだと思います。
おごることなく、先輩方含めいろんな方から学ばさせていただき、これからも責任をもって楽しんでいきたいです(*^^*)
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