しかしそこに見たのは観光客を呼ぼうと、海外からの観光客でもあふれる有名な「八達嶺長城」や「慕田峪長城」のようなコンクリートで修復再建された「観光客向け万里の長城」を目指す古い歴史を感じさせない「味気ない」観光地化修復工事であった。そんな工事中の長城には写真を撮る意欲も失せた。
しかし、まだまだ草木や森林に覆われた、朽ち果てても美しい自然の野長城が残っていた。草木に覆われその崩れた野長城の基台岩盤が露出した岸壁を登り超える毎に心が癒された。この自然のままの朽ち果てても、草木に覆われた野長城が、いつまでも残り続ける事を祈りながらの3日間の単独クライミング縦走を終えた。
今回は北京市内の山用品店が多く集まる海淀区の「北太平橋東」にあるアウトドア専門店「三夫戸外」で「VASQUE=バスク」製「 ST.ELIAS GTX」1683元(日円27500円程)で買った。会員なので9折(10%引)にしてくれVISAカード払い。ここ「三夫戸外」は近隣に多く大学が集まり、そこの山岳愛好の学生や比較的裕福な社会人が多く訪れ、値段は高いが品質のいい製品がかなり揃っている。ここの製品の品質は日本のと遜色無く、輸入製品も多く値段も日本と大差ない。ちなみに今回買った製品は日本では4万〜5万程度だろうか?全方位から見た写真に写った縫い目ラインや靴底のデザインで見るとたぶんこれ(Amazon=\51,800)だろう?
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%AF-Vasque-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-%E9%9D%B4-Elias-%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81/dp/B072LQ2CG7/ref=sr_1_737?s=shoes&ie=UTF8&qid=1496145673&sr=1-737&nodeID=2188445051&psd=1
店のポリシーなのか、多くの戸外用製品は少し安くとも日本の製品(ハイキングシューズ等)に見かける様な「布地」部分の有る製品は少なく、本皮や合成皮革を用い、多くが「防水」の考慮がよくされている製品であった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する