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一昨年、jiji・baba・Takebon・HIDEYAMA・azumiの5人で奥ノ深谷とヘク谷を登ったが被害は5人×2日の延べ10名で7か所。
この時はハッカ油溶液をかけただけだった。
その時の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-73806.html
今回は、水流でハッカ油が流されないように、ムヒ軟膏を使った。
結果は、毎沢3人×3日の延べ9名で被害は4か所。
但し、1か所はムヒ軟膏を塗る前の林道で、もう1か所は手袋の上から、また最後の日はムヒ軟膏が無くなったので、実質1ヶ所かも知れない。
初日は白滝谷。
坊村明王院で足元のスニーカーとズボンにハッカ油をスプレーしただけで、牛コバ林道を歩いて林道終点へ。そこから打見山への登山道を登って2つ目の木橋で入渓の準備。この時すでにjijiが1か所蛭にやられていた。素足にムヒ軟膏を塗り込み、沢靴・沢足袋の中にハッカ油をスプレーで吹き込み、更にソックスとスパッツの裏にムヒ軟膏を塗り付けて全身にハッカ油をスプレーした。
入渓の準備をしている段階で1人3〜4匹の蛭を液体のムヒで退治した。
白滝谷の入渓時間は約4時間。
沢を上がった時は2〜3匹の蛭が付いていたが被害は無し。
2日目は八幡谷。
初日と同じ要領でムヒ軟膏を塗り込む。
入渓時間は約7時間。
蛭の数は白滝谷より多かったが、これは入渓していた時間の差かも知れない。
装備を解いたのは武奈ヶ岳山頂。この時に数匹の蛭が付いていた。被害はjijiの足1か所とTakebonの手の1か所。
3日目は奥ノ深谷。
この時はムヒが無くなっていたので、明王院でスニーカーなど膝の下にたっぷりとハッカ油をスプレーして出発。
Takebonは早朝から沢靴とスパッツをビニール袋に入れて中にハッカ油を降りかけていた。
jijiとazumiは入渓前に沢足袋の中、ソックス、素足、スパッツの裏、全身と出来るだけ水に流れないようにハッカ油をスプレーした。
入渓時間は約5時間半。
この時は沢筋で蛭を1匹も見かけなかった。
被害がTakebonの1件。
主観的だが、一昨年より蛭は増えていた様に思う。
また、ムヒ軟膏を十分塗れば被害は少なくなるように思われる。この時に肝心なのは沢装備を解いた時にハッカ油を十分にかけて、沢靴やスパッツに潜り込んでいる蛭を落とす事。
ムヒ軟膏の使用料は3人で1日1本(18g)。
ただ蛭に噛まれた後の傷は、一昨年の様に血が止まらずだらだらと流れ続ける事はなかった。
その事から考えると、沢装備を解くときに噛まれた可能性が高い様に思う。
遡行記録
白滝谷
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-222476.html
八幡谷
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-222478.html
奥ノ深谷
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-222477.html
画像は沢装備を解き、キャンプ場でスパッツを水洗いしようとしたら出てきた蛭とスッパッツの裏にムヒを塗り込むTakebon。
この蛭は火あぶりの刑にしました

jijiさん
ムヒヒヒㇶ〜なレポートありがとうございます。
あの匂いが効くのか、軟膏状のヌルヌルが効くのか
どうなんですかね?
いずれにしても、ヒルの居ない沢登をお願いします
jijiさん こんにちは
比良では被害に会うほど蛭は多くないと思ってましたが近年はそうでもないようで、だんだん鈴鹿のような感じになって行くような感じがしますね。
やっぱり鹿の生息数と比例しているんでしょうかねぇ
ムヒ軟膏は参考にさせていただきます
jijiさん、こんにちは。
対策、参考になります。
比良にヒルはこれまでそんなにいなかったのに、なにかしら、鈴鹿のヒルが比良にまで広まってきているように感じます。
いくら、自然とうまくつきあおうとしても、ヒルやアブにとって、人間はあくまでもエサ
私の経験上ですが、ヒルに除菌スプレーをかけると、悶絶して死にます。
そして残念ながらやられてしまったら、発見が早い場合は、ポイズンリム−バーで出血を吸ったあとに、レスタミンコーワを塗ります。遅い場合は、後者のみで、しばらく出血が続きます。
もっと良い対策が無いか、いつも苦慮しています。
クマ
比良も蛭が増えましたね
夜になったら367号線を平気で鹿が歩いてるのを見ますもんね。
鹿を獲ったり保護したり、人間の勝手がこうなるんでしょうね。
当面は自衛するしか手が無いですね
登山道での蛭対策はハッカ油溶液が一番だと思ってます。
それに液体ムヒを持って行けばだいたいOKかと。
>ヒルに除菌スプレーをかけると、悶絶して死にます。
確かに小さくなって悶絶はしますが死んではいないと思いますよ。
ハッカ油溶液でも同じ効果がありますが、スプレーは拡散して中々蛭が離れません。特に噛まれた時なんかは
で、確実なのは液体ムヒを蛭に塗ってます。
血を吸ってても血を吐き出してポロっと離れてくれるんで、液体ムヒも欠かせません。
問題なのは沢なんです。
液体は流水で流れてしまうので効果無しです。
特に足元は…
で、考え付いたのが軟膏のムヒだったんです。
これだと融けだすのは融けだすでしょうが、効果が続くのではと思って、今回持って行きました。
ただ、素足やスパッツなどに塗ったら大量にいって3日目には無くなってしまいました
比良の安曇川水系にはメチャ良い沢が有るんですが、もう少し蛭対策を考えないと入渓するのに躊躇してしまいます
jijiさん、こんばんは。
沢三連荘記録拝見しました、お疲れ様でした。
今回は対策の効果で、蛭被害はさほどでなかったようですが、それにしても蛭が多いのに驚きました
その問題が無ければ、夏(そろそろ秋かな?)の沢は快適そのもの、という感じですね。
当方、先月から山は休止でもっぱら孫の抱っこ係です
ゴンちゃん、すっかり大きくなりましたね
年ですね〜
白滝谷や奥ノ深谷は沢も短く登れる滝も少ない?ので、最後まで足が上がるのですが、八幡谷は滝が多くて最後は息子に引っ張り上げてもらいました
>先月から山は休止でもっぱら孫の抱っこ係です
お爺ちゃんをしてますねぇ
男は、赤ちゃんの首が座ってからが可愛く思うみたいですからこれからですね
ゴンはやっと2〜3歩歩くようになりましたが、山を歩くまではまだ1〜2年は…
それまでお互いに体力維持に努力が必要ですね
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